選挙と再エネ、原発と

衆議院選挙を見ていると、政治と環境ビジネスとが、いかに結びついているかが分かる。和歌山では風力発電が林立して風車病に喘いでいるのに、誰も関心を示すものはいない。メガソーラーも同じだ。つまり皆さん、どこかで繋がっている。風車や太陽パネルはエコで良いもの、社会の必需品だと広告塔になっているのだ。まさに全体主義よな。各地の(エセ)風力反対運動の人たちは、まるで知らん顔だよ。

政治、権力の末端だからね。指示待ち、というところか。それでも秋になり季節風が吹き始めると低周波被害で耳鳴り、目まい、頭痛に苦しめられる。風車病だ。外因性の疾患だから、その場から逃げ出さない限り助かることはない。それを10年前、環境運動家たちは「薬を飲め」と囃し立てた。地域の医者もグルだから被害者たちは薬漬けになって苦しみながら死んでいった。

「私はもうクスリ漬けなんよ。もう医者を代えようと思っている」最後に谷口さんはそう言っていた。地域対策のカラクリに気が付いていたのだ。Youtube動画、「morio yura」にアップしているから聞いてみたらよい。死の直前だからなんか怖いで。この記事を見て不思議に思うのは、政治家たちは、多分知っている。そりぁ、普通に考えれば脱炭素なんかあり得んわな。

アメリカも中国も、言葉だけで、実際はそんなことできるはずもないことはこれまでの経緯で分かっていることだ。日本は12歳の少年のままよ。いいように振り回されている。あの戦争の時と同じだ。同じ紙面で、民間業者の再エネ広告が勇ましい。これだってすべてが税金だからね。読んでみて、なんかおかしいな、と眉を顰めないか。

発電が何万㌗だと書いてあっても、それは所定の強風が吹いたときであって、日常はそうではない。また、必要な時に、必要とする電気は常にない。天気任せなのだ。当てにはならない。こんなことは最初から、どこでも分かっていることだ。そんなことより低周波被害に苦しむ人がたくさんいるだろう。それらのアホな被害者を黙らせて、地域の人々をコントロールして、金儲けのダシにする。

日本人、ってさ、ホンマにアホやね。誰も抗議できないように仕組まれているだけなのに、それを伝えても、誰一人として騙されていることに気が付かない。海外では、本当に各地で反対運動、抗議デモが行われているんやで。選挙言葉を聞いていて、日本の政治家はこんなものでしかないのか、と思わないか。なんと飼い慣らされた猫や犬のペットのようじゃないか。国民の命を守る、ってか。

まるでファシズム、野党も与党も区別がつかないやないか。これも時代の波とはいえ、息の詰まるような、生きづらい社会になっている。もちろん政治が悪い。それは私たち社会を映し出す鏡だ。季節風が吹いて、低周波被害で目まいと耳鳴り、頭痛で苦しくてならない。私以外にも、そう感じる人はどこかにいるはずだ。