風力発電の空気、みんなが、のウソ

日本では何事も「空気」によって物事が決まる、とベストセラー作家は言っていた。兵隊の経験をもとに、太平洋戦争は空気によって始まったし、戦艦大和の建造や沈没も空気によって引き起こされたとする。長岡技大の哲学講座でそんな話を聞いていた。私は「哲学」は55点で欠点だったからか、その意味がよく分からなかった。

そうであるようだけれど、そうでもないな、分かる人には分かっているんだけどな、と反論を持つ。実際には、日本軍は大挙してハワイを急襲して爆破したし、戦艦ヤマトは大和ホテルと言われたまま沈没する。日本人には思考という戦略はないんかい、と無様な結果を見る。恥ずかしいことなんやで。

同じ行動パターンが、由良町での風力発電の被害にあって、時系列に並べてみると、低周波被害があるのが分かっていて、それを承知で建設を進めていた。隣町の広川町でも、下津町でも、深刻な風力被害が発生して、汐見先生が冊子にして全国に伝えていた。由良町役場や環境運動家が知らないはずはない。

彼らは分かった上で被害者を弾圧して消し去っていたのだ。何も分からないのが重症の風車病に苦しむ被害者であった。低周波被害は頭をやられるからね。何重にも取り囲まれると、何が起こったんだろうと動転するばかりよ。谷口愛子さん宅には、11人の友人知人たちが押し寄せてきて、「由良守生がアイちゃんのことをキチガイだと言いふらしている」と伝えてきたという。

古くからの友達ばかりで信用のできる人ばかりだ、何が起こっているんだろう、と私に電話してきたものよ。疑心暗鬼になったらアカン、そう言いながら、しばらくすると「出て行けっ」と私に叫ぶようになっていた。アレアレ、そんなにヒステリックにならなくても、と思ったよ。低周波被害と、心理操作の人災。

この二つセットにやられると、大体の人はロボットになる。自分がガンになっても、脳梗塞になっても、風力発電の「フ」の字も言えなくなる。「社会とのつながりがある」そんなアホみたいな言い訳を真面目腐って言うようになる。もちろん家族の人は知っている。それがさぁ、私に対する嫌悪だけは激しく見せていて、その憎しみを顔に出して見せられると二度と会いたくはないわな。

勝手にしたらいいで、そうアホらしく思ってきた。二度や三度の事じゃない。そうやって被害者たちは消されていた。「納得してもらう」作戦の成果だよ。風力発電には誰も反抗できないんやね。海外なら、地域の人が協力して「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と抗議している。この違いは、日本独特の「空気」なのか。違うだろう。

奴隷、服従だよ。仕組まれた罠だと思わないか。国の政策だ、自然エネルギーだ、再エネだ、といくら言っても、これだけの被害を見ながら「止めてくれ」の一言も言えない人間なんて人じゃない。強制としか思えない。権威への服従よ。それがオカシイというのだ。かつて戦時中、「お国のために」とか言って爆弾抱えて自爆攻撃を繰り返した。

中には覚せい剤を打って恐怖心を取り去って出撃した人もいたという。興奮剤だ。風力被害では、「薬を飲め」と盛んに言われていた。船酔いの薬が効くという。車酔いと同じだから、薬局の薬でも十分に効果がある。医者に行ったら保険がきくから安いものだよ、と言われていた。たくさんの被害者がクスリ中毒になって苦しみながら死んだよ。

環境運動家たちはあざ笑った。少しでも楽になったんだからいいではないかと。悪の根源は「空気」じゃない。匿名の権威、仕組まれた心理コントロールだ。同調圧力。田舎独特な嫌がらせ、差別構造よ。たまたま私は旧家のボンだったので、その枠には入っていなかったのだ。「フン」と鼻を高くして拒否できた。一緒にしないでくれ、とな。

その前に彼らは私を拒否して、汚い言葉で叫んでいた。その程度の地域だったのだ。誰一人としてその状態をおかしい、と断ずる人はいなかった。「私たちは風力発電には反対ではありません」というんだから、どのボタンを押したらそんな言葉が出てくるんだと驚いたよ。被害者は夢遊病者のようになっていたのだ。

今はさ、「風力の被害など聞いたこともない」と言っているから、もう彼らがどんな魑魅魍魎であるのか明確になっている。私には顔をしかめて吐き捨てるしかない。犬の糞が、と。どこを取ってもウソばっかりよ。手の付けようはない。人は、虐待するとこんなにも動物になるんやね。不服従の勇気なんて、反抗、抵抗なんて、ヒツジさんの頭にはどこにもない。

この有様が全国に蔓延していたのだ。いや、常識化されている。なんと私一人が風力発電の健康被害を訴えていたのだ。日本人の心はいったいどうなってしまったんだろう。一人の人間がプライドをもって考える。被害地であろうと、外部であろうと、何が悪くて何が間違っているかの判断はつくと思うのだ。

日本の野鳥の会などの悪党集団を見れば、海外といかに違うか、自然保護団体の悪の本質を見るだろう。人が苦しみ死んでいく。それを目の当たりにして「我々は土砂崩れが心配だ」なんてよく言うで。その悪意に反抗する日本人が誰もいない。これが残念だし、私の力の足りなさでしかないのか、と思うのだ。

汐見先生も一人でやっていたし、窪田泰に伝えるだけで一生懸命だったからね。私の次は誰もないだけか。各地では風力発電の建設が続く。被害者の弾圧。洗脳。心理操作。地域対策のオンパレードよ。どこまでこの悪政は続くんだろうか。なぜ誰も反抗できないんだろうか。各地のエセ反対に騙されたらあかんで。真実は一つだ。

添付の本を読んでもらえないか。ここには真実がある。「Stop wind turbine」「Protest wind farm」「Kein windpark」英語やドイツ語で検索して見よう。いかに日本人が騙されているか分かると思うのだ。