陰謀論としての風力反対のエセ

今朝の産経記事には、とうとうCO₂排出ゼロ0はありえないと書く。そうだよ。当たり前やないか。マッチ1本擦って火を付けてもCO₂やないか。息を吐いてもCO₂だよ。環境原理主義から言ったら、人間の存在そのものが由々しき問題なんだろうね。キリスト教会派の信者たちがよくパンフレットを配っていたけれど、そのイラストに描かれた動物たちと仲良く暮らす人間のユートピアみたいなものか。

ターザンじゃあるまいに。映画の見過ぎやで。産経記事のは御用学者だから絶対に再エネ被害の現実には触れない。何のために風力や太陽パネルがあるのかも書かない。その効果についてもな。触れてはならないタブーなんだろう。尻尾を踏まないようにして、中露のリスクに備えましょうと書く。器用な、世渡り上手な書き方よ。各地の風力反対のポスターも面白い。

これまで何度も紹介してきたから見た人もいるだろう。「削除してくれ」と怒られたこともある。チラシとして配布しているのに、人に見られてはならないというんだからヘンな話よ。由良町にも同じことがあって、「考える会」だけのチラシがあった。外部のものには見せられないという。もちろん私はよそ者で敵として見られていたから谷口さんでさえ見せてはくれなかった。地域対策の秘密結社だからね。

とにかく限られた人だけに情報を管理する。管理された被害者たちは薄っぺらいロボットと化していく。そして消えていた。谷口さんが残した「ある風車被害者の独白」にはそんな場面が多々書き残されている。それを見た人もいるだろう。大体私の書いた『風力発電の被害』とダブっている。なんせスタートと終わりが一緒、同じだからね。前ページに書いた通りさ。

このチラシを見ても何がヘンか分からないだろう。自然環境を守りましょう、という一般論に誰も逆らえないし、その通りだねと言い負かされてしまう。宮城県などでやっている全国大会とか言うイベントも同じ趣旨になっていた。「川の水が濁るのが嫌なんだよ」と言っていた。これが反対する理由なのか。政治家も参加して、なにやら神妙なスピーチが響き渡る。かなり大掛かりな舞台にした演出だ。

さて、彼らはいったい何を言っていたんだろうか。とりあえず関電の計画した風力計画は中止になったと聞く。太陽パネル、メガソーラーならいいんだろうか。環境運動家たちの中身は分からない。ただのコマだからね。参加した自然保護団体の話を聞いても支離滅裂だ。一つだけ共通していることと言えば、低周波音被害、風車病の言葉が一切ないことだ。そして「我々は土砂崩れが心配だ」とアホみたいに繰り返す。

どこにそんな被害があるんだよ。九州でも四国でも同じスローガンで埋め尽くされる。東伊豆町や伊方町の被害者は、土砂崩れを心配して頭痛や目まいに苦しみ死んでいったというのかい。谷口愛子さんが書いた、「ある風車被害者の独白」は土砂災害なんかい。世界中で風力反対運動が引き起こされているけど、彼らは土砂災害を訴えているんかい。「protest wind farm」で検索してもそんな記事はどこにもないで。

日本独特やなぁ。新しい風力被害ですね。幻想の世界よ。世界が注目するはずだよ。そして風力裁判。警察や検察官は、「低周波の法律はないんだよ」と私をあざ笑った。「アンタだけでしょ」と罵った。その嬉しそうな歪んだ笑みの醜さよ。安政の大獄やなぁ、と先祖の由良守應のことを思ったよ。畑地区の人たちは大喜びしたし、私を取り巻く環境運動家たちの本当の怖さを見ることになる。

原発と同じだ。水俣病と一緒だった。被害者だけが糞ミソに叩き潰されていく。いや、寝返った裏切り者の汚さを見た。何がそんなに面白いのか。きれいなイラストはプロの人が書いている。文章もこなれたものだ。本当の被害を隠ぺいするために、各地にキメの細かい地域対策が行われている。被害者? どういう意味なんですか、ということだ。我々は自然保護活動をしているんですと答える。

低周波音被害に苦しむ凄惨な弾圧は隠されている。東北の人は我慢強いからね。死んでもミイラになってもモノを言わないのだ。言葉のすり替え。今朝の産経記事と同じやり方よ。これもプロパガンダ、国策による被害の隠ぺい作戦なんやで。陰謀なんや。少し離れて、外国から見ている感じで、この政治的なアホらしさを見て見ようやないか。ファクトチェック。

知らぬ間に陰謀論に巻き込まれていることを知ってよな。由良町では、風もないのに風力発電が回っている。風力発電は精神を破壊する。この現実を直視しようじゃないか。