環境運動家のアホらしさ

渡辺正、深井有、赤祖父俊一などの有名学者も「環境団体」「自然保護団体」などという言葉で、地球温暖化に踊る人々に対して「分かってほしい」と訴えています。地球温暖化⇒CO₂削減⇒自然エネルギー⇒風力発電、と物語を組み立てて話すわけですが、それぞれが破綻していて新興宗教としか思えない変な人になっています。

原発に従事する人たちと同じ感じがします。風力発電のアセスでは、野鳥の会などの環境運動家は「影響はない」として行政と一体化して風力を推進しました。それだけではなく、被害地域に入り、低周波被害に苦しむ人を見つけては被害を否定して喜んでいました。

行政による被害調査はしていませんが、しっかりと被害の実態を把握して管理しています。環境課の担当者は数年で転勤しますから、その都度、被害状況は闇に沈められたことでしょう。何度となく聞かされました。彼らに道徳、倫理観はありません。「ボアしてよかったね」と同じです。彼らは被害者を笑っていました。

由良町では、H.24年の当初から、何とか風車を止められないかと暗中模索が繰り返されました。私は何人かの弁護士たちに相談して回りました。なんと弁護士の彼らは「そんなことよりも、今、もっと新エネルギーの時代が求められている。裁判にはならない」といって受け付けてはもらえませんでした。

もちろん今でも状況は同じです。和歌山の田舎のことですから、中には変な弁護士もいましたけれど、大阪でもそれは同じでした。例の西名阪自動車道、香芝高架橋低周波訴訟で活躍した弁護士などそれはひどかった。取り付く島もなかった。

日弁連自体が風力発電を推進しています。風力を推進する意見書を経産省などに提出しています。「気候ネット」というNGOも日弁連ですが、多額の寄付を受けて宣伝活動をしています。添付記事では、裁判所のアホらしさをやり玉に挙げていますが、弁護士レベルでこの有様です。

環境省の報告書には、毎年のように、これでもかと低周波被害を否定するウソ話が強調されています。私は、風力発電の低周波被害、健康被害を訴えていますが、周囲の状況は異常な状態になっています。

苦しみながら死んでいった被害者たち、自宅にいられずに引っ越して逃げ出した被害者たち、それを笑いものにして喜ぶ地域の人たち、議員たち。由良町でも東伊豆町でも、役場に電話して被害状況を聞いてみるがよい。彼らは被害者が苦しんで死んだり逃げ出したことが面白くてならないのだ。

ジャーナリストたちは恐れをなして誰も近寄らない。学者たちは水俣病の時と同じで誰も真実を論じない。環境省の委員会のメンバーに電話して聞いてみるがよい。それでも私は、どこかにこの異常事態に立ち向かう人がいるに違いないと思っています。

全国の風車反対運動には、当たり前のようにスパイが氾濫していてドロドロになっています。手に負えない状況はどこも同じです。由良町の風車を止めてもらいたい。そう思っている人はたくさんいるはずです。全国みな同じ状況です。「風車、反対!」の声を上げようではないか。