オオカミ少年という破壊

谷口愛子さんと直接に会って話したことがある、という人たちと会合した。印南町などでまた風力計画があって、心配なんだという。へ~え、と聞きながら、低周波被害に苦しむ人がいるか、と聞くと分からないという。自分が風車病の被害に遭わないと分からんわな。死ぬ直前に会ったらしいが、とても元気そうだったよ、という。アレアレ、最後まであちこちで活躍したんや、懐かしい。

その時の資料も見せてくれたから、闇雲に情報を発信したかったんだろうね。印南町の人らしく、どこまでも話が進んでいく。アッ、という間に一時間が過ぎていた。こんな話をしたからと言って何があるわけでもなく、せいぜいが樮川地区では低周波の音圧が85dbもあるんやで、と最後に言葉にしたぐらいか。

おそらく何も分かってはいまい。いつものように私の書いた『風力発電の被害』を一冊差し上げた。読んでくれるだろうか。みんな忙しいからね。添付したyoutube動画で、ジャーナリストは、「自分たちが、いったいどんな状況に置かれているのか、まず知らなきゃね」と指摘する。由良町だけではない。印南町でも、日高川町でも、全国の風力被害地では被害者が苦しんでいる。

すぐに死んだ人、苦しみに悶え、延々と被害を訴えて消えた人、ヘンになってしまった人、様々な惨劇を見たことだろう。周囲の人々はそれを見て笑っている。「アホよら」というのが決められたセリフだ。印南町はすぐ近くのことだから、由良町と変わらない。同じ三井造船の工事だよ。印南から、わざわざ由良町の三井に働きに来る人がいる。

複雑な心境よ。水俣のチッソみたいな感じやね。働く場所が欲しいんだ。国策会社よな。当然のように被害は言葉にしない。むしろ正当化する。地元産業にはリスクが付き物だとか。そうだろうか。私のyoutube動画には谷口さんの録音もアップしていて、たくさんの人が聞いている。これもスパイ工作員の手が入っていて、なんかヘン、と気が付く人もいるだろう。

前記の、印南町の人たちが谷口さんに会ったのはちょうどこの時だ。たぶん同じ話をして、同じ関係者の悪口を確認したんだろう。Youtubeで「由良守生」と検索すると初期の頃の会議を話している。この時にも大変な裏切り、嘘八百の破壊工作に谷口さんは泣いて電話してきた。「私はもう、何が本当のことが分からなくなった」と。

その繰り返しを昨日の会合で繰り返す。印南町の人らしい。由良町の惨劇は、決して他人ごとではなく、自分たちの事でもあるのにさ。それがどうしても分からない。全国どこでも同じやね。私は、各地で人の悪口ばかり言っているけれど、それらの人が、被害者を見ながら、なんで何もできないのかとそれを指摘しているつもりだ。海外の風力反対運動、抗議デモをIphoneで検索して見せる。

ほー、という。それだけのことか。情報量が圧倒的に少ない。役場や議員の言いなりになるほかないのかい。彼らに、添付のURLを見せても読んではくれまい。私だってそうだったからね。あれから10年経って、やっとそれらの記事に向き合うことができる。技術開発部、コンサル会社と、特殊な職業経験を積んだ私ですらこの有様よ。

田舎の素朴な彼らに何が言えようか。専門家とか、学者とか、権威を振りかざしたらもう終わってしまう。抗う論理なんて誰にもないのだった。たとえ被害者でもな。だからさ、更年期障害だよ、と言われたらそれでおしまいだよ。地域医療、医者はすべてグルになっている。風力発電の低周波被害は認めない、と決められている。

誰や、医は仁術、とか言う奴はよ。タダのカネ儲けよな。町の健康診断に、完璧に無視されるからね。ヒドイもんさ。彼らは笑っていた。キミらね、今、どんな状況に置かれているのか、少しは考えてみないか。水俣や福島と同じなんやで。国という権威が、被害はない、と言ったら「ない」のかい。あるのに「ない」と決めつける根拠は何なのか。

アホにされているとしか思えないだろう。東北や北海道の風力発電のすごさを見なよ。誰も被害を言わないだろう。なぜだと思う。魂を奪われているんだよ。日本人は、簡単に催眠術に掛けられていた。健康で楽しく豊かに暮らす、なんて考えはどこにもない。俯いて虐待にじっと耐え忍ぶのだよ。そして被害者をあざ笑う。

「関係ない」とな。ご自分も被害を受けているのにそれが分からない。誰も反対しないし、被害に抗議することもない。なんと便利で簡単な社会支配よ。カネ儲けにはもってこいやないか。電気でもエネルギーでも何でもないんやで。まして地球温暖化防止とかさ。検証はされないし、その実証もない。すべては作り話の嘘八百よ。

マヤカシ。デモンストレーションでしかない見せかけの舞台装置だよ。かつて太平洋戦争で、我々日本人は塗炭の苦しみを見たんではないか。爆弾抱えて自爆攻撃して、原爆を二回も落とされて、各地に絨毯爆撃されて焼け野原にされていた。何のために? と思わないか。それと同じことが今、風力発電の被害で繰り返されている。

日本人は騙されているだけなんやで。なんで風力発電を建設しなければならないのか、本当の理由を知ろうじゃないか。被害者も人間だと知ろうじゃないか。破壊工作に負けていたらあかんで。

Wind Turbine Syndrome | “Wind Turbines Are Hazardous to Human Health”lth”

https://www.windturbinesyndrome.com/2010/wind-turbines-are-hazardous-to-human-health/?var=wts