再エネの言葉がない。

今朝の産経記事を見ながら、ふと、再エネの言葉がないことに気が付いた。せいぜいが「脱炭素を目指す」とかある。欧米が懸命に天然ガスをかき集めているのに、日本は危ないでしょ、と言う。そしてそのツケは、エネルギー価格の大幅な引き上げだと結論する。再エネ100%じゃなかったのか。産経は原発と再エネの広告新聞だから、もしかして「原発が必要です」、なんて裏読みするんだろうかね。

嚙み砕けない論理に、再エネのユートピア論が木霊する。日本の悪い癖で、検証しないんだよ。ダメだと分かっているのに、誰も止めようとはしない。太平洋戦争の繰り返し、と言ったら分かりやすい。戦艦大和や戦艦武蔵は世界一の大馬鹿よ。しかし当時も今も、その意味が日本人には分からない。何のために? なぜそれを作った? という検証がない。

誰も責任を取らない。政治は機能しない。政治は、人々の姿を映す鏡だから、結局は日本全体にそのアホらしさは拡散されて薄められる。風力発電のアホらしさはさ、もう誰でも分かっているだろうに、ここまで来ても、誰も反対や抗議の声はない。全国に無数に建設される「wind farm」に、それこそ天文学的な税金が投入されている。戦艦大和と同じで、なんか役に立っているんか?

風もないのに風車が回っている。由良町の山々には21本の巨大な風車が林立する。あれを稼働させる電源はどうしているんだろうかね。広川町に1基だけ、風力公園として整備されているから見に行ったらよい。風なんかないんだよ。毎日、せいぜいが風速3m/秒だよ。添付の広告には大層な効用が書いてある。みんなウソだということが分かるだろう。

それでも近くの管理事務所に行くと、「ここは風況がよいですから」と言っている。よく言うよな。ここにはキャンプ施設が整備されているけど、誰も利用しない。廃墟になっている。そりゃぁ、誰が低周波に暴露されて健康被害を体感したいものか。ここの管理事務所の人はよく代わっている。続かないんやね。理由は聞かなかった。み~んな、真実を知っているのだ。

それでも沈黙は金と決め込んでいる。先日の選挙でも絶対に風力発電の被害に触れることはない。政治家はこの点、敏感なのだ。それに対して私は政治音痴だったと反省するか。いや、反骨なんだよ。だれか、風力発電の悲惨な現実を見て、声を上げないものかと願っている。この10年、誰もいなかったね。私は、どこでもアホにされっぱなしよ。

隣町の広川町は、母の実家があるので、ミカン農家ばかりなので、いろんな話を聞いたよ。低周波被害がある。周知のことだ。由良町では聞けない話がまだ聞ける。意気地のない人ばかりさ。地図を立体地図で見ると分かりやすいのだが、有田地方と、日高地方は文化も人も違う。その間にある細長い由良町は、古事記にも書かれる古い港町だ。

神功皇后の船出の地。南海道の東端で、九州や四国の人が多い。我家のように京都から来たものはいない。特殊な風土を見た。社会の崩壊は簡単だったね。添付地図のようにして、すべての風車が消されている。奇妙な企みよ。しかしこれとて、誰も話題にしない。言葉にしてはいけないのか。見せたくない。見たくない。あるのにない。心理トリックの罠よ。

とくに環境運動家はカルト信者だから意味ありげに微笑んで喜んでいる。まるで世界支配だね。あの戦艦ヤマトは、戦時中の貧しい中で国運をかけて建造したと聞く。最初から夢物語だったんだが、最後は邪魔者でしかなかったようだ。風力発電も同じことなんやで。何の役に立っているのか検証しないか。わざわざ最初から被害者を否定する報告書を作成して弾圧の嵐よ。

原発より悪いで。今は天然ガスが流行っている。使い勝手がいいんだろう。風力なんか早く淘汰されるべきだ。幻想、妄想だったんだよ。日本では無理だ。低周波被害で耳鳴りと目まいに苦しんでいる。体がしんどくてならない。風力被害地ならどこでもある風車病だ。由良町の風力発電を撤去してくれ。