悲惨な光景

世界が注目している福島の現実だ。日本政府は信用されていないんだよ。とくにヨーロッパ人の嫌悪は、聞いていて落胆させる。汚い言葉で罵られるよりも、まじめな人から本音を聞かされるとゾッ、とする。胸に重く圧し掛かる。無責任なウソはアカンわな。世界一安全な原発とかさ、嘘八百の積み重ねをしてきたでしょ。

これと対になるのが水俣よ。先日のブラジル、アマゾンの水銀被害でも、被害状況を「水俣」だと報じていた。水銀被害ではない。「MINAMATA」が世界の共通語になっている。日本には原発は無理だと考える。地震などの自然災害がある。日本人の気質として、こんな嘘ばかりついている。世界はこの事実を見抜いているのだ。

被害者の弾圧。日本人にはおなじみの弱い者いじめだ。福島から逃げ出した人たちはどうしているんだろうね。「あれじゃ帰れない」という声を聞く。誰がその避難者たちに向き合うのか。政治は機能しない。政治家のアホらしいことよ。それと環境運動家のエセぶりも明らかになっている。福島では誰も、「原発反対」と言わない。

なんかトリックがあるんやね。この地域には風力発電の被害があって、それぞれの被害地では言葉にならない不安な生活になっていると聞く。ここでもやはり「風力の被害はない」と言われたよ。インターネットにあるそれらの風力記事には、蕩ける様な賛辞が書き連ねてある。全国どこでも同じ文だけどな。それほど風力発電は素敵な施設なんかい。

恥ずかしくないんやね。福島の環境運動家と話したけど、「迷惑です」と拒否されたよ。自己家畜化、自己欺瞞、自己陶酔。アッ、それは私の事かな。放射能汚染のことは専門外なので詳しく書けない。ただ、現場に残されているウランを早く片付けろよ、と思っている。いくら汚染水を海洋投棄したところで、毎日汚染水が出るんでょ。

みんなに被害が出るやないか。福島の洋上風力は、風力発電のダメさを明らかにした。これまでも何回も実証実験を繰り返して失敗してきたのに、なんで懲りんの? 大本営発表の大嘘ばかりやないか。福島の水素作りはどうなんや。その実態を検証することはない。ウソにウソを積み重ねてさ、それを誰も非難することはない。

何やってんの! と誰も怒らないんやね。私は由良町で行われた風力被害者の悲惨な事件を書いてきた。それと福島と、どちらが、というつもりはない。いい加減にしないか、と被害隠ぺいの現実を伝えるだけだ。金儲けのダシ、と言ったら軽すぎる。亡国の風景よ。地方選挙の葉書が来ている。どの候補者もまるで区別がつかない。

AIがしゃべっているみたいだ。選挙も面白くなくなりましたなぁ。周囲を見渡すと、人々のなんと無関心なことよ。「関係ない」ってか。すっかり出来上がっているやないか。何でもできる町や。全体主義。ファシズム。アメリカではディープステートとか言ったか。裏方の政治組織があるというか。日本だけ「Stop wind turbines」の言葉がない。

この事実がこれほどまでに日本の真実を表していたとはな。世界ではあんなにも烈しく抵抗して、抗議デモを繰り返しているでしょ。日本の環境運動は、「土砂崩れが心配です」と言ってきた。ウソ、トリックであることは初めから指摘されていた。風力被害を否定する学者を担いで、各地で地域対策が賑やかだ。

マニュアル通りで、どこを切っても金太郎飴になっている。標準化されているから、人々はこれが正解だと思うんだろうか。違う。由良町で見るように、風車病に苦しみ、必死になって助けを求める人がいる。それを見ながら「土砂災害だ、地産地消だ」と丸め込むのだ。そして被害者が死んだら笑いものにして喜んでいる。アホよらと。

公害を見渡してみると、風力被害も、他の被害もそうは変わらない。コラボでやりませんか、というとおり、どれも同じ仕組みが見て取れる。被害者の弾圧だ。人々はそれが面白いんやね。とくに心理操作などしなくても、人は進んで差別を楽しんでいる。悪口ほど楽しいものはない。人物破壊の面白いことよ。

スパイ工作員にとっては、それが目的であったと書いておく。畑地区でもな。私の住む門前地区でもな。最初から私にそう教えてくれる人がいた。なかには裏切り者がいたけれど、それなりに聞いていた通りの言動に、なるほど人はよく見ているものよと感心する。自分のことはあまりよく分からない。

親父の言葉に、「ワイはアホにされるやろうな」というのがある。旧家のボンだから、ある程度の達観があれば生きていける。取り柄なしではあっても、何かに通じることはあるだろう。私とて、これまで随分と人々に支えてもらっている。各地の人士よ、風力発電に反対しないか。

これまでと同じようにして、騙されているだけではいかんだろう。原発もそうなんやで。アカンのやで。