それって逆じゃないの?

『不思議の国のアリス』は有名な本で、日本でも逆様になった言葉の例えとしてよく引用されている。平和のための戦い(戦争)と言えば分かりやすいか。どんな理屈を付けようと、それは違うでしょ、という現実よな。風力発電の被害では、とくに日本で独特な弾圧が行われた。

世界共通の低周波被害だから、普通は被害が出たら被害者を助けるために、何かの対策が行われるもんだが、「被害を訴えるものは精神疾患のもの」と環境省が書く。各省庁でも、被害者に対する汚い罵声を浴びせて被害を否定する。被害者にとってはさ、「これ何?」と驚くばかりだったよ。私は由良町で一人、風力被害を訴えている。

隣町の広川町や日高町でも、あるいは下津町や印南町でも被害者がいて苦しんでいる。塗炭の苦しみに死んでいった人がたくさんいる。それを地域の人は見て笑いものにして喜ぶ。こんな事って実際にあるんやね。役場だけでなく、学校の先生とか、医者とか、政治家とか、関心をもってもよさそうなのに、日本では汐見文隆医師だけだったのだ。

彼の悪口は全国に広まっている。彼の書いた本を読めば、彼が何を言っているのか明らかなのにさ。彼に対する悪意だけが広がっていた。今は私に対する憎しみが有名だよ。とくに由良町内、全国の風力被害地でな。なぜなんだろうと思わないかい。それほど私は悪いこと言ったか。

人々に刷り込まれたプロパガンダ、自然エネルギー、サステナブルとスローガンが木霊する。被害者は見つけ次第に虐待して黙らせる。叩き出す。社会政策だよ。権力の手先になった奴の嬉しそうなことよ。昔の戦争の時と同じじゃないか。空襲や原爆でたくさん死んだんでしょ。爆弾抱えて自爆攻撃までして殺していた。

それが日本人の原点にある。76年前の話だよ。戦後は長かったと聞いている。赤貧、極貧の生活であった。日本人の本能として、そんな光景を懐かしく思うのかもしれないね。カタストロフィ、破局を見て笑うのだ。だって結果は初めから分かっているし、それから起こる惨劇を眺めて楽しむだけでよい。低周波音被害は、人の心を高揚させる。

ヒステリックになるのだ。魔法の世界が現実に展開されて人がもだえ苦しみながら死んでいく。それがまた面白くてならないのだ。戦争と違ってさ、自分には何の被害もないからね。その地域の問題でしかないんだから簡単に地獄絵を見る。生贄にされた人は堪らない。学校の苛めと同じことよ。村八分とかね。風力被害者は人間性を奪われる。

性格が変わっていく。人生の敗者として消えていくしかないのだった。「考える会」が几帳面に演出する。全国で展開しているから被害に遭った人は多いだろう。添加される人災という意味だよ。彼らは連携していて、マニュアル通りに地域対策の手先を楽しんでいる。「何と熱心な人よ」というのは、実は楽しいからこそ一生懸命になって被害者を磨り潰しているんやで。

それがその人の正体なんだよ。「私にはいつも親切にしてくれる人がいるんや」と聞かないか。水俣や福島にもいるでしょ。公害は、どこでも同じやり方をしている。グダグダなんだよ。その手のスパイ工作員を見ると吐き気がするけどな。罠にハマった被害者の悲しさよ。最後の最後まで騙されているだけなのにさ。それを見ている家族や知人もいるだろうに。

少しはアメリカやヨーロッパの風力反対を見てみないか。アフリカや南米の土人たちでさえ、危険だ、いらない、と言葉にして抗議しているで。日本人だけが、なんで言葉をなくしてヘラヘラ笑っているのか。単にバカにされているだけなんやで。自然エネルギーと言うイデオロギー。何が本当で、何がウソなんかは明らかだよ。

窓を開けてみな。風車を回す10m/秒の風は吹いているかい。低周波測定器で、空気振動の激しさを確認して見な。低周波空気振動は、エネルギーをもった気圧変動なんやで。雷や地震と同じ物理的な現象だよ。人に緊張感、危機感を与えるんやで。卓越した被害成分を見てみなよ。何が悪いのかは明らかだろうに。

今朝の産経には、日本のGDPは、ドイツに次いで世界第4位になると書いている。これから日本は転落を始める。金儲けのダシにされるのだ。誰もその意味が分からない。貧乏になって憎しみあう。簡単な情報戦の末路だ。日本人の、インテリジェンスの弱さよな。イギリスは島国だけど、東の果てのJAPANという島の不思議なことよ。

風力発電に騙されたらあかんで。日本がやられているんやで。被害地、被害者のことを、その意味を考えてみないか。