維新、歴史の転換について

明治維新の説明がシリーズになって連載されている。当事者の日記などを基にして、詳しいように見えるんだが、それだけではないだろうと、つい余分な考えが強く出てきた。由良守應の話を聞いていたので、世の中、一筋縄ではいかないのだ。まず明治初期の住宅地図を見てもらいたい。明治の元勲、もともとは地方の貧乏武士が広大な屋敷を賜っている。

同じ地図にあるこの三軒の広さの比較よ。なんで? と思わないか。つまりな、鳥羽伏見の戦い、江戸制覇には表には出ない裏面があったと思うのだ。この落差を、今日の記事に見る。記事に間違いはないやろ。しかしなんかヘンだと思うのは私だけじゃない。紀州藩や尾張藩がある。何で動かないんだ。出来レースだったんだよ。

裏方がいて、段取りをつけていたということだ。未確認だが、鳥羽伏見の後、守應は紀州大納言茂承(もちつぐ)の供をして参内したとある。守應は岩倉具視と通じている。これで清水御門前の宅地の理由が分かるのだ。西郷隆盛の二倍も広いじゃないか。今、私の住む自宅は三百坪の農家だ。4千坪は、かなり広いわな。

だから羊や乳牛を飼って、牛乳を販売していたという。西郷隆盛なんか長屋の一間に暮らしていたんだとか。いきなり広い宅地を貰っても、使い勝手が分からんやろ。徳川の封建社会がバカらしくなっていたのは周知の事実だ。アメリカやヨーロッパに密航したのは長州ファイブだけじゃないだろう。情報は抑えようもなく社会にあふれ出ていたのだ。

その結果が明治維新であったと考える。たとえその後、海外と戦争をすることになってもだ。限られた武士だけの日本なんて、自らの手で叩き潰したのだよ。今、日本の各地で巨大な風力発電が建設されている。環境ビジネスだ。政府主導で、政治家も行政も、脱炭素だと叫んでいる。10年前は扇風機だと言っていた。

環境省のページには、風車と扇風機のイラストが同じ大きさで描かれて並んでいた。心理コントロールのつもりだろう。低周波被害があるのは分かっているのに、それを否定するためにはナリフリ構わぬ調査報告書を大量に出版していた。インターネットに出ていたから見た人は多いだろう。国が、政府がそれをやる。

危険な臭いがするものだが、日本人にはそれが分からなかったようなのだ。私の知る限り、和歌山市の汐見文隆医師が盛んに風力の危険性を訴えていた。しかし日本国中、どこへ行っても迫害されている。被害者でさえ、「あれは共産党やで」と嫌悪の言葉を発していた。共産党は風力発電を推進しているからね。いや、何でも政治の駆け引きでしかないんだがな。

風力被害はそのままにして、由良町、そして全国に広まっていった。ヒドイもんさ。各地のエセ反対では、「土砂崩れが心配だ」と繰り返す。悪意の塊が待ち構えていた。今、風力発電の低周波音の被害を訴えているのは私一人だ。世界では当たり前の公害だから、普通に、「Stop wind turbines !」と言っている。

日本では誰一人としてそんな言葉を言う人はいない。なぜな。日本人には明治維新という記憶がある。150年前のことだから、まだ手が届く歴史なんだよ。徳川幕府のあまりのバカバカしさに、御三家さえも沈黙するしかなかった。風力発電のバカらしさがなぜ分からない。タダのカルト宗教やで。扇風機じゃない。

そんな言葉を軽々しく吹聴する政治家や公務員とは何なのか。いらんわな。新しい時代を作ろうじゃないか。無関心、騙されて喜ぶアホらしさよ。風力発電は詐欺なんやで。風力発電の低周波で苦しくてならない。首が痛い。頭が踏み潰されるように気分が悪い。仕事にならない。なんで人々は面白いと言って笑うのか。

世界ではそれをCRAZY(キチガイ)と言っている。私は違うからね。日本人も世界基準の常識を持とうじゃないか。風力発電を撤去してくれ。