日本人よ、海外のことを知ろう。

出稼ぎじゃないけれど、一時、世界中に出ていく企業がたくさんあった。私は土木屋だったので、イラン・イラクに行って大金を稼いで自宅を購入した話をよく聞いた。今も近所にその時の職人さんがいて、皆さん普通に外国語、習慣の違う世界で仕事をしてきた。ワクチンとか薬で体調が悪くなった人の話もな。命がけでジャングルのような現場で働いたとか。

今朝の記事にある中国からはたくさんの品が輸入されてきた。「Made in China」そんなレッテルがありました。我家に滞在した中国人がそのシャツを見て「やっぱりなぁ」と不思議なまなざしを見せていた。世界中、どこへ行ってもそのレッテルを見る。今や中国の影響しない場所はない。アメリカUSAだってさ、China freeとか言いながら、中国製品にドップリと浸かっている。

Iphoneとか、 EVとか。米中対立なんてさ、どうもヘンやで。 彼らは普通に出入りしているで。中国で30年働いた人を見たことがある。たまには日本に帰って来たんだろうが、まるで中国人になっていた。体の動きが中国人なのだ。職業病よな。そこまでして企業人として人生を費やすか。私もサラリーマン時代に散々、海外出張を言われていた。

ODAだよ。4、5年現地にいて、帰国した人と一緒に働いたことがある。もともとが変わり者だったのか、外国の現場で生活したからヘンになったのか、どちらでもいいけど、こんなになるんやと思ったよ。私は御免だね。それで結局海外で生活したことはない。この地域は貧しいからアメリカさん、と言ってアメリカに移住した家がたくさんある。

以前はアメリカ村の様に、帰ってきた人がいたらしいけど、最近はないね。日本よりアメリカが暮らしやすいようだ。高校を卒業してアメリカ人になった人がいた。すっかりアメリカだよ。たまたま我家にフランス人たちがいたので、そのアメリカ人になった人と世間話をした。もはや日本人の面影はなかった。日本人、ってさ、こんなにも順応性があるんだよ。

私が海外出張を断っていたのは、日本人でいたかったからだ。実家がこんな旧家でしょ。もし何かあったら困るがな。由良守應の子はサクラメントで亡くなっている。そんなこともあったのだ。日本を飛び出して、海外で暮らしている人はたくさんいる。日本の息苦しさ、生きていくのが大変だと強く思ったんだろう。カネじゃない。別世界で、別人になって生きていく。

ヨーロッパ人には当たり前だろうが、日本人でもその生き方がよい人もいるようだ。浮草の様やね。そう思いながらも、日本人の狭量を書いている。矛盾しているけれども、これが現実だからな。いつしか日本には中国人が大勢押し掛けていた。その逆はない。シルクロードの番組が流行っていた時、中国旅行した人の言葉に、「中国は日本人が思っているような悠長な国やない」そう言っていた。

その通りだったね。中国は金持ちになったんだろうか。日本は逆に貧乏になったのか。意識の持ち方よ。私は、日本人はすっかりヒツジになったと見ている。金儲けのダシなのだ。鴨葱になった日本人、と書いてきた。ヨーロッパや中国から見たら、ヒツジはタダの食糧やで。生贄とは言わない。食い物にされて終わりよ。風力発電や太陽パネルで、莫大なカネが吸い取られていく。

いったい何のために再エネだと言うのか。初めから環境省は、「被害を訴えるものは精神疾患のもの」と書いている。おかしな話だよ。反抗するものは許さない。非人だと言うのだ。これが国の言うことか。なんで誰も、これは間違っていると抗議しないのか、それが私の訴えだった。私は何度も抗議したよ。ひどい罵声を浴びせられて終わりよ。これが日本の行政かい。被害者は邪魔者かい。

各地の自称・反対運動はエセで地域対策だと書いてきた。真実だから、私はどこでも拒否を食らっている。どこかに、本当は風力発電の被害に遭って苦しんでいる人、抗議したい人はいるんでしょ。低周波音被害は頭をやられてヘンな人になるけれど、キチガイになることはない。自分をしっかり持ってさえいれば、被害の論理を組み立てて話すことはできるはず。

たとえどんな弾圧を受けようとも、人間として生きる道を選ぶ人はいるだろう。そのために私は汐見先生や小林先生の、被害の原因を伝えるためにこのページを書いている。ここまで読んだ君、悪党に立ち向かおうぜい。羊の群れは所詮、屠殺場行きよ。地域対策の罠に騙されてはならない。日本でも、「Stop wind turbines !」と言って生きる権利を言葉にしよう。風力発電を撤去しろ。