なぜ、誰も怒らないのか。

支援者からのメールで、『金曜日』の記事を知った。参院選たけなわの今、各政党からの返事だ。政治家の風力被害者への弾圧は目に余る。被害者は、確率100分の一、の少数とはいえ、由良町のように谷あいの集落だと、それは5%にも跳ね上がる。いや、癌や脳梗塞などの病気に影響すると汐見文隆医師らは書いている。

その確率は30%だ。水俣病と同じで被害調査はしない。日本独特の隠ぺい工作だ。各地の自称、風力反対運動でも、すっかり低周波被害の言葉は消されている。添付の記事では、その周辺にはたくさんの風力被害者、低周波被害に苦しむ人がいる。本に書いて出版した人がいるくらいだ。それなのに肝心の風車病の言葉がない。

低周波と言ってはならないのだ。何度かこの地域の人と話したことがある。被害者でさえ、私を名誉棄損で訴えてやると息巻いていた。「エラそうなんだよ」と私を罵倒した人もいた。「風力の被害なんて聞いたこともない」と反対運動の人が言っていた。じゃぁ、なんでオマエは風力計画に反対運動までして私に電話してきたのか。

腹の立つことよ。同じことは由良町で何度も見てきたから、今さら驚くほどでもない。人間の破壊だ。人は、こんなに簡単に操られる。被害者であろうと、地域の人であろうと、残酷な結果を直接見たとしてもだ。それを証明できるか?とその人は得意になって言う。何がそんなに嬉しいんだろうか。

世界中で風力発電の低周波音被害に抗議が起こっている。だからこそ「Stop windturbines」と言っている。この言葉をインターネットで検索して見れば分かるだろうに。それが日本人にはできない。カモにされているからだ。被害地では、低周波被害に苦しむ人を否定することの嬉しさよ。谷口さんら被害者が死ぬと本当に笑って喜んだものよ。

泣いて抗議すると、さらに手を叩いて囃したものだ。例外はなかった。「止めろ」なんて言うのは私一人だったのだ。地域の全員が、被害を訴える人に対して「アホよら」と言って拒否の言葉を言っていた。元々の友達でもな。人は、簡単に裏切っていた。しかしなぁ、こんな政党に投票なんか出来んわな。

公明党議員なんか、被害者はウソを搗いていると言って回っていたからな。よっぽど低周波被害者が憎かったんだろう。偏見とか差別とか言う簡単な感情ではない。被害者にとっては、意識的に、暴行傷害、殺人事件だった。それが面白いと言うんだから私にも言葉がなかったよ。もちろん自民党の転落も直視できなかった。

我家は古くからの自民党党員だったのさ。残念なことだよ。かと言って、他に信頼できる政党があるわけではない。今回の参院選のレベルの低さよ。日本人はこんなにもダメになったのかと驚かないか。被害を受けたら怒って抗議しよう。警察だろうが、政治だろうが、例外はない。環境運動家に騙されてはならない。

グレタさんの焼き直しでしかないのだ。我々の日本が解体されていく。日本を守ろうやないか。新しい人が必要だ。