風力発電の夢の跡

風力発電の被害者に対する弾圧を見ていて、つくづく日本人は変わらいな、と思っている。京大の小林先生らが由良町に来た時、「まるで徳川時代の封建社会だね」と笑ったのが印象的だった。士農工商、非人、と定められていたらしい。我家は百姓だから、あまり昔の身分がどうだという意識はない。

150年前の由良守應の追放の書類を見た時、そんな身分差のトラブルがダシに使われていた。最初は何のことか分からなかったけれど、さすがに年取ると段々に理由が見えてくる。よくも殺されなかったものだよ。今日の記事には、世界的にも人間はそんなに成長はしないことが書かれている。アメリカ人を見てもそう思うでしょ。

南北戦争の時代そのままの人が結構いて驚くものよ。もちろん人種差別もな。それでもアメリカに人々が押し寄せる。それをインディオはどう思っているんだろうか。まだインディアンと話したことがない。とうに彼らは消し去られているんだろう。由良町の風力被害の酷さは、このページで散々書いてきた。

インターネットで「由良町、風力発電被害」と検索すると、私だけではなく、いろんな環境運動家の人たちが関わっていたことが分かる。誰一人として、被害者を助けることはなかったけどな。伊豆や伊方の前例があるから面白かったんだろう。新聞記者たちの悪役ぶりよ。役人顔負けの弾圧を見た。よい人なんかいただろうか。

汐見先生は何度となく由良町の風力被害に触れている。低周波被害者の会の窪田泰氏は由良町に二度来て、低周波音分析図を見せてくれた。各地の風力被害の実態も話してくれた。それをだよ、各地の自称、風力反対組織は「土砂崩れが心配だ」と繰り返す。彼らがいかにエセであるか自ら露呈しているのに。

「恥ずかしい」というより、転落したスパイ工作員の地域対策であった。風車病の否定、環境省の低周波Q&Aそのままだ。水俣や福島の被害否定と同じことをやっている。当然私は排除されている。由良町を見ての通り、まだまだ「夢の跡」とは思えない。現在進行形で被害者の弾圧はすさまじい。

畑地区の谷口さんが受けた虐待の数々を、他のページでもアップしている。ぜひ検索して見るとよい。彼らの目的が、こんな所に見え隠れする。環境省お墨付きの「精神疾患のもの」としての笑いものよ。「ワシらは面白うてならんのや」というのは、由良町だけじゃなくて、全国で喜ばれる珍事なのだ。

東北や北海道では「市民風車に被害はない」と豪語しているでしょ。それが市民風車の正体だ。いずれ、いやいや、とうに結果は出ている。風力発電のウソは、士農工商、非人の社会支配になっていた。強固な社会遺伝子だから崩せないかもな。ブラック。日本でも最近聞かれる差別用語だ。

人々の不満のはけ口として。論外とされた人は堪らない。風力発電にはこんな付録が付いていたのだった。もう止めようやないか。由良町の風力発電を撤去してくれ。