風力発電は必要なものなのか?

レーダーのことはよく分からないけれど、探知の視界に風車があれば影響はあるわな。私は測量士なのでトランシットを覗いていたものだけれど、樹木の枝などがちらつくと、やはり正確には見えなかった。目標が揺らぐのだ。今は電波を飛ばして距離を正確に測定しているけど、やはり同じだろう。

記事には中国企業が参入するとある。すでに太陽パネルはほとんど中国製だと言う。東京では、各家庭に太陽パネルの設置が義務づけられるんだとか。その費用は、もちろん日本人の税金だ。再エネ賦課金は今、電気代の13%になっている。毎日莫大なカネが闇に消えていく。

法律で仕組まれた罠だから、だれも「止めろ」とは言わない。以前、山田征さんという市民運動家のばあさんが、再エネ賦課金の支払いを拒否したら、あっさりと電気を止められたと聞く。お上に逆らう不届きな奴、私も風力裁判をやられているからよく分かる。

山田征さんの講演会を聞いていて、参加者はすべてヘンな倒錯に陥っていた。主催者は、地産地消の再エネを頑張ってやりましょう、と結論していたのだ。環境運動会なんてこんなものよ。吉本の喜劇やなと思ったよ。先日のジャーナリストたちの再エネ全国大会でも全く同じ風景を見た。

いつか来た道。あの戦争の時もそうだったな、とNHKのドキュメンタリーを思い出している。私の祖母は国防婦人会の会長さんだったからね。今、生きていたら何と言ったことか。Google地図では、3D立体にすると、風車がすべて消されている。全国の風車がすべて消されているから大した隠ぺい工作だよ。

情報コントロールだ。これならレーダーに影響はない。日本人は頭がいいね。これは冗談だが、日本人にはそれが分からない。見ざる、聞かざる、言わざる、という。考えざる、ともいう。日本で生きていく昔からの知恵だね。慎重だった祖母からは「お上には絶対に逆らったらあかんで」と教えられている。

楠正成の子孫で、これまで生き抜いてきた秘訣だろう。我家は少し違うけどね。最後の一人になった私にはどうでもよいことだ。この写真地図は、全国共通だから、誰かが疑問、問題にしてもいいものだと思っている。しかしそんな酔狂な人は誰もいなかった。私一人だったのだ。

風力被害、風車病、低周波被害、同じことか、誰も被害の核心に触れることはない。なぜなんだろう。なぜ日本では風力被害がタブーにされて言葉にできないんだろうか。海外ではもちろん同じ被害に抗議が沸き起こっている。しかし日本ではその事件を伝えることはない。

メディアと、行政と、政治と、風力事業が一体となって被害を否定する。土砂崩れだってか? どこにそんな被害があるんだ。土木工事が必要なんやろ。温暖化でも脱炭素でもない。カネを動かすだけのペテンだ。それを全体主義でやっている。反対する者は消される。

伊豆や伊方の風力被害から10年余、日本でも風力発電反対運動をやらないか。偽物の、エセ運動会はもう飽きただろう。