自分の国を守る覚悟

ウクライナの戦争はまた別の事実を明らかにしてくれる。ニュースでは最近、エネルギーと一括しているけれど、これも意識の誘導だ。石炭、石油、ガス、水力発電、日本とは事情が違うから、どんな出入りになっているのか理解は難しい。地続き、隣国とは領土を取ったり盗られたり。国そのものが消滅した歴史も多々ある。権謀術数。

日本人には理解できんわな。あの戦争の時の騙されようを見れば分かるだろう。日独伊三国同盟とかさ。ドイツなんか再エネ100%じゃなかったのか。せっせとロシアからのパイプラインを建設しているし、今も石油や石炭の代金を支払っている。アレレッ、ニュースの中身が矛盾しているで。そう言ったヨーロッパを見ながら日本でも、ウクライナ人の兵士を称えている。

自分の国を守るんだと言う。恐怖感を抱きながら、今の日本人があんな風に戦えるのか、と疑問に思わないか。私は「風力発電は精神を破壊する」と書いてきた。ジャーナリストたちは「社会が壊されるんやで」と伝えてきた。その通りのことが由良町で演出されてきた。『風力発電の被害』に書いたとおりだ。風力発電には低周波被害、風車病の被害があることは初めから分かっている。

だからこそ、最初から被害の否定、被害者の弾圧を国が組織的に行ってきた。ナチスみたいなものだ。ユダヤ人の迫害と同じで、人々は嬉々として被害者を弾圧して喜ぶようになっていた。グレタさんの広告は絶大だった。ドイツに習え、と。低周波被害を感じない人でも、癌になったり、脳梗塞で倒れたりする人が多いことに人々は気が付いているだろう。

これも汐見文隆医師などの識者が「被害地域の30%の人が何らかの影響を受ける」と指摘していたことだった。しかし被害調査をすることはない。水俣病や福島と同じだ。タブーとして地域社会を管理する。役場の公務員、ってホントに悪いね。国家権力の末端になると、こうも腐敗してしまうものなのか。日本では私一人で、誰も抗議の声を上げるものはいなかった。

むしろ被害者を弾圧して排除することが面白かったのだ。ご自分が体制側にいることに安心感を持ったのだ。これがもし、あのウクライナのような戦闘になったらどうなるか。死者を見て「アホよら」と笑うだろう。私はその場面を由良町で何度も見た。伊豆や伊方でも同じことがあったと聞いている。各地の環境運動家は笑って喜んでいたよ。「今はもう被害を言う人はいません」とさ。

これが各地に設置された「考える会」の正体だったのだ。社会を支配するための技術だよ。そして風力反対と言いながら「土砂崩れが~」とスローガンを繰り返す。あるいは風力被害を否定する御用学者を担いで笑っている。カルト宗教みたいだ。極限になると人は狂いだす。しかし当事者には分からない。水俣や福島を見てヘンだと感じるでしょ。

由良町で、「風力の被害など聞いたこともない」と言われてみると、ウソつけよな、と感じるでしょ。それでも人々は、それを言葉にすることはない。すっかり洗脳されている。この魔法がいつ解けるのかは分からない。風もないのに風車が回っている。フリーエネルギーだと言う。ワンダーランド、アリスの国になっている。

私は、いつか人々が真実に気が付いて、「嘘やろ」と言葉にできる日を待っている。こんな当たり前なことが、なんで日本人には分からないのかと驚いているのだ。風力発電を撤去しよう。たくさんの被害者が苦しみながら死んでいった。