風力発電の空想は実現するのか。

由良町に風力発電の視察に来る人は案外多いと聞いている。私もたくさんの人を案内したけれど、それ以外にも行政や議員さんたちが、それぞれにコソッ、とではないけれど体験しに来ている。畑地区の人には何度も質問が投げかけられたことだろう。その度に、現地の人は「何もない」と答えるようになっていた。スパイ、工作員の成果だけど、被害者でさえ、自主的に、そう答えるようになっていたことはジャーナリストや環境運動家たちからも聞いている。

私の住む門前地区でもそれは同じで、h20年だったか、開山興国寺の住職の働きかけで「風力反対」の署名が集められた。私の所に白紙の紙を持ってきて、名前を書いて判を押してくれと言う。趣旨も何もない署名用紙に、なんでそんなことできるかいな。で、私は風力反対だという署名には参加していない。署名集めをしていた人たちも、いったい自分たちが何をしているのか、まったく理解はしていなかった。

「彼らは何でもいいのさ」開山興国寺の留守番の坊さんはそう言っていた。その後、中地区の山々に2000kwの風車5本が立ってから、私が風車病に苦しむようになると、それらの人たちは一斉に私を蔑むようになる。憎しみが溢れる、とはこんな人たちなんだね。とくにそれらの人たちが低周波被害にあって困っている話は聞いていない。

門前の交差点(国道42号)から開山興国寺にかけての谷筋の集落には、被害者がいてもよさそうなのに、私の知る限り被害者はいない。その分、格別に私に対する憎しみが見て取れる。800年ほど前、開山興国寺が建てられた時、京都や奈良から連れてこられた寺男たちの子孫が今もいる。だから彼らは私のことをよく知っているのだ。簡単に、被害者弾圧のコマになっていた。古い繋がりなんてこんな儚いものだったのだ。

誰一人として話の通じる人はいなかった。見事な地域対策よな。低周波の、へばりつき現象を示す写真を見せて説明しても分からない。Googleの写真地図では、風車がすべて消されている。見られたら悪いんでしょう。だが、誰も反応しない。「アホよら」そう言って嘲笑する。環境運動家たちは大喜びだ。日本では、なんで誰一人として風力発電の低周波被害を訴えることができないのか。それがこのページで訴える主な理由になっていた。

あたかも心配そうに風力被害を書くブログたくさん並んでいる。しかしそれは被害の否定だったり、風力コマーシャル、あるいはエセ運動会でしかない。英語で検索して見ても事情は同じだ。風力発電の風景写真で埋め尽くされている。よっぽど軍資金があるんや。水俣病と同じで、被害の原因となる物質を計測してはならないことになっていた。全国の自称・反対運動では、決して被害の原因である卓越した低周波の被害成分を測定しないでしょ。

「土砂崩れが心配だ」と言っているんだから論外よな。彼らは悪魔だよ。人が、なんで人に対してそんなに残酷になれるのか、たとえそれが仲良く暮らしてきた友人であったとしても、いや、家族でさえも、風車病に苦しむ被害者を虐待して消し去ってしまうのか。そしていなくなれば皆一様にホッとして喜んでいるのか。日本人とはこんなレベルの低いものであったのか。

海外の被害報告書、例えば『Wind Turbine Syndrome』には、子供の成長に影響があったら悪いから転居を決めた、あるいは地域で協力して被害を訴えた話が書かれている。日本にはそんな話はどこにもない。その逆になっている。そして被害者を笑いものにして喜んでいるのだ。本当にいいもの見せてもらったよ。アホに付ける薬はない。

日本は、このまま転落していくのだろうか。山々だけでなく、海岸沿いにもたくさんの風車が建ち並ぶという。「土砂災害が心配だ」と言う偽物の反対運動よ。土木工事をしっかりやってください。低周波被害者は木違いの苦情者だ。と言うことだ。巨額のカネが闇に消えていく。行政や議員たちはそれが見えるから面白くてならない。

ディストピア。持続的イノベーション。サステナブル。なんで日本人だけ、抗うことができないのか。被害にあった人も、被害感覚のない人も、都会人も、みんな「関係ない」と笑っている。もしこれが隣国の陰謀であったら、国際政治の闇であったら、日本はコテンパンにやられたことになる。日本では汐見文隆医師が始めたことだけど、よかったら本当の風力反対、抗議デモをやらないか。

『風力発電の被害』に書いたことはすべて事実だ。測定グラフにあるように、風車が回ると40dbの差異がある、対数表示だから10000倍のエネルギー変化だ。空気振動、気圧変動が繰り返される。雷や地震と同じ低周波被害だよ。何もないはずがないだろう。それが面白い、と言う人ほど悪党だということだ。