奇妙だと思わないか? 風力発電の闇

これまで私は風力発電の被害とは何か、散々に書きまくってきたと思っている。最初は低周波被害、風車病の理解だった。何が悪くて被害の原因になっているのか、汐見先生、窪田泰氏らに教えられても、1年くらいかかったものよ。大学の環境講座で訓練を受けて、企業の技術開発部にいた経歴の私でさえ、長い時間を必要とした。

卓越した被害成分、人工的な低周波空気振動がその原因であった。これだけでも一般の人には分かりづらいだろう。次に、被害者に対する弾圧だ。風力発電により一定の割合で人が苦しむ。ニーナビアポントの序文には『Wind Turbine Syndrome』を書くきっかけの経緯が書かれている。汐見文隆医師も同じ意味のことを書いている。真実は一つだ。

たぶん日本では、初めから被害のあることが分かっていたから、環境省の作戦として低周波被害の否定、被害者の妄言、と政策を進めたのだ。私の知っている限りでは、竹下内閣の時、1億円のふるさと創生で、各地に風力発電を建設していた。まだ小規模なものだったけれど、町のシンボルとして、ランドマークとして、何より自然エネルギーの利用と言う夢物語があったのだ。

その結果はどうか。すべて失敗。大体、風車を回す風が吹かない。電気仕掛けて風車を回していたけれど、故障が多くて、維持管理に多額の費用がかさむ。「発電に利用なんて、トテモトテモ・」と言うのが担当者の正直な証言だった。つまり日本では、どこにも風車を回す風なんか吹いてはいなかった。台風は別だよ。

あるいは強風の吹く一部の地域はある。タービンが回れば確かに発電はする。しかしそれは風任せだ。どれだけ風力発電が役に立っているのか、石炭や石油の消費がどれだけ削減されたのか、一切のデータも調査研究もない。企業秘密だというのだ。さらに環境運動家という新しい活動家たちの悪行だ。伊豆や伊方の風力被害で、全国からそれ用の人が集まったか、集められたようだ。

野鳥の会などはアセス業務で直接行政の傘下にある。反原発と言うグループも、自然エネルギーだと言っている。共産党でさえ、再エネを50%にすると公約している。この辺で被害者たちはエラク誤解をしているようだ。彼らは、実は風力被害隠ぺいの仕掛けであった。各地の自称反対運動では、「我々は土砂崩れが心配だ」と言っているでしょ。

あたかも心配する風を装って、海外の反対運動のように「風車を止めろ」なんて絶対に言わない。行政と連携した偽物の反対運動なのだ。由良町でさえ、h20年の地元新聞記事には「土砂災害が危惧されるから」と書いている。h19年に汐見先生が由良町に来て、低周波被害の恐怖を公演しているのにね。h19年の『左脳受容説』には広川町の風力被害を書いているのにね。

新聞やテレビが、必要な情報を伝えない、情報のコントロールに加担していたことは明白だ。さらに由良町では、h24年から地域の人々の、風力被害に対する異常な否定だ。これは由良町だけでなく、全国規模て同じ政策がとられていた。被害者は簡単に消されていたし、被害を訴える奇特な人は、おそらく弾圧により追放されていた。

東伊豆町の被害報告書を取りまとめた人たちは、すっかり消えていないでしょ。私なんかはすごいことになっているのはこれまで書いたとおりだ。だから選果場へ行った時、被害地の百姓を見るたびに吐き気がしたのだ。政治家は全く何も言わない。行政は粛々として風車の建設を進めていく。「誰が風力発電をやっているんよ?」と言う疑問はあの日から変わらない。

汐見先生が指摘していたように、「キサマニ医師の資格はない。医者なんか辞めてしまえ」と怒った意味がよく分かる。カネ儲けだけか。そうではないだろう。社会を破壊して、倫理感覚の崩壊が面白かったのだ。それが目に見えないし、感じることもない低周波地獄の実態だ。各地の風力被害地では、何が被害を及ぼしているのか低周波を測定することはない。

なぜなのか。御用学会の醜い姿よ。大学の先生でも、測定できないほどに転落していた。被害を否定するアホな先生はたくさん見たけどね。私の卒業した和歌山高専や長岡技大でもそうだったから酷いものさ。添付資料のように、風車が回ると音圧は40dbもアップする。対数表示だから10000倍のエネルギー変化だ。直接被害を受ける人たちは大変なことになっている。

それが面白いから人々は笑いものにして喜んでいる。風力踊り。「アホよら、アホよら」と手を叩いて踊ってみせるのだ。議員だけでなく、一般の人でもそうやって見せてくれたから相当なプレッシャーがあるようだ。私は、社会と言うものは、もう少し固い、まともなものかと思っていたよ。よかったら風力発電に反対しないか。

被害者がいて苦しんでいる。死んでいった可哀そうな人もいる。なんで可笑しいなどと笑えるものか。由良町の風力発電を撤去しよう。