日本でも、本当の風力反対運動を始めよう。

前ページで紹介した長周新聞の「世界の風力反対運動」の記事で、少しは日本にも情報が伝えられたと思っている。各地のエセ反対運動では、自分たちの立場がどういうものであるのか明確になって、さらに先鋭、過激な被害者の弾圧に向かうだろう。これまでもそうだったから彼らの冷酷さには辟易している。

確信犯だから強制的に排除するしかない。問題は、あたかも被害を心配する風を装って、考える会だの、反対する会だの、トリックを使って被害を否定して、本当に反対する人まで黙らせてしまうテクニックだ。伊豆町や南伊豆町では、あれだけの被害報告書をまとめながら見事に消し去られたでしょ。

あの伊豆の報告書を持っている人は今もたくさんいるのに、誰一人として「風力発電の被害」を声にして反対する人はいない。被害者であってもだ。そして彼らは判で押したように受け売りの言葉を話すのだ。まるでロボットだよ。薄っぺらな人になっているのも分からずに薄ら笑いを浮かべている。水俣病の患者と変わらない。決して認められることはないのだ。

ここに添付した海外の反対運動、抗議デモを見るがよい。なんで日本では「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と被害のあることを訴えられないのか。つまり日本の反対運動は、真逆の被害否定に、被害者の弾圧に利用されていたのだ。地域対策の手段になっている。おかしいと思わないか。

何が被害の原因か? という理由も問わないで、土砂崩れ、精神疾患だ、と被害に苦しむ人を散々に叩きのめしてきたのだ。それが今の日本社会には必要なストレスの捌け口になっていたのか。そうだとしても、被害感覚のない人でも、地域の30%の人が何らかの影響を受けている、と汐見先生や海外の文献には書いている。

なんせ地域には高さ100mの風車が山々で回っている。何も感じない方がアホよ。それを彼らは被害者を見つけては「アホよら。アホよら」と手を叩いて踊ってみせる。被害地域の光景だ。少しは自分たちが今、どういう状態にあるのか振り返ってみないか。「由良さん、ここは日本ですよ」そう言って私を笑う人のアホらしさよ。

転落した人は、もう駄目なのか。這い上がってくる人はいないのか。日本が、私たちの社会が植民地にされて奴隷にされているんやで。詐欺師に騙されていることに気が付こうやないか。