再エネは、こんな低レベルの話なのだ。

環境相、経産相の言葉に、再エネを問われて、「ネットワークで連結する」「革新的な技術開発が重要」とかいうアホな話を覚えている。電気屋じゃないんだから具体的なイメージがないんだろうか。話すべき中身が出てこないのだ。もともとが詐欺事業だからウソの塊よ。この産経記事だって、エネルギー論を書いているつもりが、実に浅薄な、抽象にもならない話でごまかしている。

「再エネや原発、化石燃料など多様なエネルギー構成を通じた強靭化が重要」だというのだ。それで? と思わないか。いったい何を、この人は言いたいのだろうか。ガソリンが高いとか、カーボンニュートラルだとか言ってさ。これで飯食えるんだから大したものよ。衆議院選挙でも、候補者たちは口をそろえて再エネだ、と言っている。

山々を切り開き、樹木を剥ぎ取ってのメガソーラーに何の言葉もない。風力発電の低周波被害にも、言葉にする人なんか一人もいない。和歌山の山々に林立する風力発電に触れる候補者は誰もいない。各地では、洋上風力とか言って、海岸にズラーッ、と巨大な風車を建設するんでしょ。カネになるから誰も反対しない。被害に苦しむものを迫害して排除するだけよ。

私は、畑地区の谷口さんらに見られるように、健康被害があって、たくさんの被害者が亡くなっていったから抗議して、止めてくれと言っている。それと同時に、風力発電は役に立つ発電なんかしていないし、そもそも風車を回す風なんかどこにも吹いていない。インターネットに記載されている天気図に風速が書いてある。風力発電の所だけ風が吹いているんだろうか。そんなことないわな。

私は山の上で蜜柑を作っているけれど、そんなに風が吹いたら仕事にならないやないか。たまに強風の日があるけれど、そんな日は納屋で仕事をすることになる。倉庫はトタン張りだから低周波が共鳴するようで、苦しくて仕事にならないけど。ビニールハウスで働く人もキツイと言っていたよな。由良町でもそうだったけれど、全国で言われている被害だ。

電気は日常、1秒の停電もなく必要なものだ。それに理由を付けて税金を集める。自然エネルギー、クリーンエネルギー、カーボンニュートラル、サステナブル、ドッサリとキーワードが用意されているやないか。それで何か役に立つことがあったんだろうか。すべてはユートピア、空想だったんではないか。作り話だったことを思い出してほしいのだ。大本営の発表はウソばっかしやで。

風も太陽光も希薄なものだ。天気任せ。雨の日もあれば小春日和もある。四季の気候が雅な日本の風土にいて、何が再エネだよ。感覚で判ることではないか。お粗末な日本の政治家たちの正体が、これでもか、と開陳されている。新聞屋も何が悪いのか、麻痺しているのかアホなのか、詐欺の本質に迫ることはない。各地の(エセ)反対運動は、もともと風力事業とセットになった仕掛けだからね。

騙されるのはいつものことよ。被害者だけが粛清されて消されている。海外の反対運動、抗議デモと見比べてみるとよく分かるじゃないか。日本だけが「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)という声がない。地域社会はコテンパンに破壊されていたのだ。それらの地域の悲惨さをなぜ誰も気にしないんだろうか。やがて日本が転落することになるんやで。

風力発電に反対しよう。エコ利権と一体となった政治屋に抗議しよう。すべては私たちの税金なんやで。私たちの大切なカネが、再エネ資金に化けているだけなんやで。