日本と同じ被害がある。

もう10年程前になるか、九州の新聞に、牛たちが被害を受けて大変なことになっている、という記事があった。同時期に、台湾でもヒツジがたくさん死んでいる、という記事があった。すぐにそれらの事件は忘れられていく。言ってはならない、というのだ。本当は人間に被害があって、その心配、恐怖の方が大切なことなのにさ。

今もそれらの島、地域では、太陽パネルが地域を覆いつくす、とか何とか云っている。環境運動家たちの笑い話だから、誰も被害の酷さを訴えるものはない。この辺の被害隠ぺいの仕組みも、彼らの目的が垣間見えるのだ。行政の手先になって、褒めてもらえればもう嬉しくてならないらしい。

『自由からの遁走』に書いてあるように、権力の末端につながって、自分らしさを発揮したと錯覚するらしい。風力裁判での警察や検察、あるいは原告みたいなものか。弁護人もそうやったで。「被害のことは分かりません」とさ。みんなグルやんか。その時の検察官の言葉に、「低周波の被害?には基準はない。取り締まる法律はない」と言われたものよ。

谷口さんの近所の人は「風力発電の被害なんて聞いたことがない」と言う。同じことはこの動画にもあるのだ。彼の主張は正しいと思う。日本には彼のように、正当な権利を主張する正義漢がいないだけだ。そのことを私は訴え続けている。各地には、私の書いた『風力発電の被害』をまとめて買って、風力計画地やすでに被害にあっている地域の人らに配っている人がいる。

その地域の人なら、自分も被害にあうから真剣さもある。その時、何の関心も示さないで、むしろ拒否する人が多いことも事実だ。しかしそれでもできるだけのことはしたい、と彼らは言う。「警察に逮捕されるで」と注意しているけれど、「救いたい命がある」と聞いたことがある。山間の田舎のことだから、一人一人が大切な人なんだろう。

私の場合は少し違う。それらの人たちから散々に罵声を浴びせられたから「あほか」と思っている。この動画に共通するのはニーナビアポントの『Wind Turbine Syndrome』に、幼児に対する被害が心配だ、と言う記述だ。子供は何が被害なのかが分からない。子供が心配でその地域から転居した人がいるという。

由良町にもそういうのがありましたなぁ。アホらしくて、話にもならなかったけど。法律にないから被害は認められない。反対するものは懲らしめる。日本人の考え方は、世界からずいぶん離れてしまったようだ。ウイグルとかモンゴル、チベットと同じことだ。世界はそれを見ている。

単に金儲けのダシにされているだけなんやけどね。日本人にはそれが分からない。あの戦争の時と同じプロパガンダの威力かいな。いや、ただのアホだと思っている。騙されていることに気が付こうやないか。風力発電に抗議しようぜぃ。