ウィキペディアで検索してみた。

私も以前、投稿してみたからwikipediaがどんな機能なのかを知っている。風力発電の被害をいくら書いてもすぐに消されたものさ。試しに、風車病、低周波病、と検索しても何も出ない。ところが英語で、wind turbine syndrome と入力すると、とたんに被害否定の文章が出てくる。

これがどうやら目的らしい。風力事業には莫大な資金が投入されている。一方、被害者は、少数で個人的な苦しみだ。地方の田舎のことだから貧乏な人ばかりだろう。たまに金持ちが別荘を持っていたりするけれど、金持ち喧嘩せず、で、すぐに逃げ去っている。

h19年頃、東伊豆町、南伊豆町でもそんな事件があったでしょ。水俣病でも、ウィキペディアで検索すると酷いことになっている。そこには日吉フミコや原田正純の話はない。水俣の被害者はなぜ怒らないのか、それが泣けてくる。これが水俣学なのか、と。

風力発電の低周波被害では、カネに任せていいように情報を操っている。これを利用する環境運動家が各地にいて、被害者を弾圧する。それが地域の風土と溶け合って、人々がまるで魔法にかかったように、これまで仲良くしてきた隣人を白眼視して嫌悪する。

被害感覚のない者同士が連帯感をもって、少数の、一人の被害者を虐めて喜ぶのだ。これが日本人の幸せ感とピタリと一致した。自然エネルギーは善だ。国を挙げて地球温暖化に取り組んでいる。国の根幹のエネルギー政策を否定する障害を持った不具者など排除しよう。

というまさに奇妙な論理が明らかにされていた。谷口さんら被害者が亡くなると、「ワシらは可笑してならんのや」と私に笑いに来るのだ。そのやり方も、とくに強制されたものではなく、それぞれの意思に基づいて嬉しさを表現したかったんだろう。吐き気がする。

低周波病になると頭をやられる。耳も目も口も息も皮膚感覚でさえ、ビンビンに敏感になる。そこに悪意のこもった虐待を加えられる。大体は泣き叫ぶわな。この事態を初めから知って、被害者対策に駆り出された職員や環境運動家たちだよ。

悪魔そのものに、恐ろしい脅迫者に見えたことだろう。実際は、皆さんヘコへコしていたけど。各地の風力反対運動では「土砂崩れが心配です」と繰り返している。風車病に苦しむ被害者の声はない。たまに被害者の姿があってもピエロにされて哀れなものよ。

絶対に海外の反対運動のように「Stop wind turbines !」の言葉はない。被害者が亡くなればすぐに別のサルを利用するだけだ。メシの種よ。土砂災害が被害の原因だ、というその闇の深さよ。風力被害者は、土砂崩れが原因で頭痛や目まいに苦しんで死んでいったのか。

自宅を捨てて転居したのか。違うだろう。それを分かったうえで低周波被害の言葉を消して、土砂災害の言葉に置き換える。低周波被害は難しくて誰にも分かってもらえないでしょ。彼らはあっけらかんと言う。訳の分からない被害なんか被害じゃないんだよ、と。

彼らが風力発電の手先であることは明白じゃないか。H理論や、内耳の器官に疾患のある障害者、などという学者を神輿にする各地のエセ風力反対運動は、誰が見てもおかしいだろう。大学院でやる難しい数式を書き並べて、フーリエ級数を説明したところで、低周波被害者の救済と何の関係があるものか。

恥を知れ。そして、誰もその汚い学者たちのことを非難する学者がいない。つまり風力発電の被害を訴える識者がいない。この貧しさは何だろう。アメリカやヨーロッパには、たくさんの学者が低周波被害を訴えているではないか。日本の騒音制御学会は、被害を否定するペテンだからさ。

我々日本人も安く叩かれたものだよ。もともと私は勉強のできる質ではない。内気で小心者、人付き合いは大の苦手だ。風力発電の低周波被害で、または、あちこちから叩き捲られたおかげで、吉野朝以来の遺伝子に気が付いた。正邪をはっきりさせよう。

風力発電は詐欺だ。『風力発電の被害』を読んでみてほしい。いかに由良町で大変な事態を見たかが分かってもらえると確信している。谷口さんの盟友は後日、旭日双光章に輝いた。