さっそく読んでみた。

日本人は白昼夢、という言葉に目を引かれて読んでみた。勇ましいことが書かれていて、2時間ほどで、サッと読んでしまった。私は風力発電や太陽パネルの、いわゆる再エネ事業は詐欺だと思っている。風もないのに風車が回ってい。夜は発電しない太陽パネルだ。何が主力電源だよ。

こんな当たり前なことに誰も反応しないし、抗議もできないでいる。しかも、それぞれに被害者がいて苦しんでいる。風力発電の低周波被害なんか、「風車病」という殺人に至る被害がありながら、人々は被害者を笑いものにして消してきた。法律にもしていて、「被害を訴えるものは精神疾患だ」と書くんだから大したものだよ。

私は去年からの風力裁判で、散々に国からの弾圧にさらされたものさ。これまで関係した環境運動家たちは大喜びだよ。「嘘をつくからだよ」、「しっかりと虐めてもらえ」、彼らの正体がこれでもか、というほどに明らかにされた瞬間だった。すでに日本では、被害者が抵抗して抗議することはなくなっている。私は、やるだけのことはやったと思っている。

だからこの本にも、書いてあることは、前半は本当のことだし、特に珍しいものではない。政治家のアホらしさも書いていて、これが日本の政治家だ、と解説してくれている。風力発電が建設される地方の政治家はもっと悪いからね。それに関連する記事も添付した。人が、人に対して、なんでそんな酷いことができるのか、ということだ。

カネだけではあるまい。政治家という人種が、公務員という行政人が、これほどまでに腐っていたのだ。私はこれまで「風力発電は精神を破壊する」と言ってきたが、人はそれほど変わるものではない。性善説ではなく、性悪説、そのような人が、そんな仕事に携わっていたのだ。私は、たまたま物の弾みで、そんな現場に立ち会うことになった。

『風力発電の被害』に書いたとおりだ。ただこの本には原発推進に舵を切って、そこには被害者がいて、廃墟になった町のことが分かっていない。たぶん受け売りの言葉を書いただけ、なのが本音だろう。それが残念だ。私の元上司は高浜原発の建設課長で、「絶対に漏れないことなんか、絶対にない」、「最後にどうするかを決めてから、原発を利用するしかない。

もうすぐだ」といった話を聞かされてきた。誰にとっても、その仕事は楽ではなかったようだ。この本には現場のことが分かっていない。技術的なことなど論外になっている。日本は常に地震があって、火山があるからね。日本列島は活きて動いている。再エネのアホらしさに咬みついた本としては、まぁ、いいんじゃないか。

風もないのに風車が回っている。各地の自称、風力反対の倒錯したエセ運動会よ。「土砂崩れが心配です」と言ったフレーズは止めようや。聞いている方も恥ずかしいし、風車病に苦しむ被害者がそれを見るとさらに打ちのめされて動物になるのだ。それが目的なんだろうけど。