低周波被害者は何も言わない。

以前のページで、日高川沿いの風力発電の光景を紹介した。狭い谷あいに民家があちこちに点在している。それを巨大な風力発電が見下ろしている。私は風車病に苦しんでいるから、その光景を見ただけで「ワッ!」っという恐怖感と目まいがする。風力被害者なら、この感覚は分かるだろう。

ところが大半の人には、こんな酷い症状はない。せいぜいが100人中、1人か2人が低周波被害に苦しむことになる。結構な激しい空気振動があるから精神的にも参ってしまう。その上に「苦しい」と被害を訴えると弾圧があるから、二重にも三重にも苦しみ狂うことになる。

もともとこの地域は変な人が多いと思っているので、何も話したことはない。ずーっと前、例の谷口さんが聞いてきた、「うるさくてならないんや」と麓の人が言っていたという伝え話しかない。谷口さんの周囲も変なところだから、私も近づかない。どうも風力発電が建設されるところは変なところばかりらしい。

そういう場所が狙われるんや、と聞いたことが多々ある。この近くの樮川では、「何もないところだから被害でも何でもあった方がよい」と人々が言っていた。たまたま、この地に知人がいたので話してみたけれど、まったく由良町の風力被害の有様も話にはならなかった。

学歴があり、人物としても申し分ないと思っていたのに、なぜなんやろ、と残念でならなかったことを覚えている。人間測定器ではないが、私の感覚では、とても居てられるような環境、場所ではなかった。感覚的に音圧40db、1万倍の気圧の変動があると感じた。誰か低周波測定器を持って行って測定してみたらよい。

いかにこの辺の人が我慢強いのか分かるだろう。トテモトテモ。しかし地域の新聞や行政、政治は大喜びしている。由良町もそうだったからね。そして、たぶん被害者がいて、すでに亡くなったり狂っている人がいると思うのだ。それを笑って喜ぶ人たちがいる。

メディアは、絶対に風力発電の被害を伝えることはない。海外の風力反対運動、抗議運動を紹介しても、誰も反応しない。私はすっかり民衆の敵になっていた。全国各地のエセ風力運動から総スカンにされるはずだよ。それでも答えは既にあると思っている。

日本だけが被害者を虐待して喜んでいるなんて、いくら島国根性だからと言って、だれかが気が付くだろうと今でもそう思っている。違うかな、