メガソーラーに対する拒否

私は風力発電の低周波被害に抗議して、こんな活動を続けているが、メガソーラーに対しても、同じように抗議活動をしている人たちがいる。自宅の周囲に、こんな太陽パネルが敷き並べられたら、それこそ大変な被害感情を持つだろう。「何が自然エネルギーだよ!」と怒るに違いない。自然の山々を大規模開発するから、どうしても土砂災害や濁流が目立つ。構造的に、簡易な骨組み構造が多いから、台風などの自然災害にはめっぽう弱い。

少し前には、大雪で破損したメガソーラーがよく記事になっていた。景色の良い観光地なら、まず景観破壊だろう。樹木を伐採してしまうから、造成工事をすると、どうしても自然破壊が目立つことになる。被害者の話によると、制御盤などから結構な電磁波やら低周波が出ているらしい。あるいは強力な除草剤を大量に散布するから、そのガスが漂ってきて大変なのだという。なんせ面積が広いからね。目がチカチカして痛くなるのだという人もいた。

困った被害ではないか。私から見ると、太陽パネルは本当に主目的である地球温暖化防止に役に立っているのか、と思うのだ。夜は発電しない。雨の日も曇りの日も発電しない。日本には梅雨といって雨季がある。9月の長雨もあって、その期間は発電は期待できない。お天気任せよ。そんな不安定な電源を当てにして、日常生活が成り立つものか、どうかだ。たぶん絵に描いた餅だろう。どれだけメガソーラーを作ったところで、当てにされることはない。

太陽が顔を出すまで、発電はありません、ってか。野鳥の会などの環境運動家たちは蓄電池が開発されていると主張する。そんなものどこにあるんや。オッと、この記事に書かれている参加者たちも、もともとは環境運動家の人々であった。市民風力がよい、と言えば風力発電を賛美し、太陽パネルが自然エネルギーだとなれば、しきりにソーラーパネルがクリーンだと市民運動してきたのだ。そのことを思うとアホらしさがこみ上げてくる。

原発の時代には、きっと原発音頭で踊っていたに違いない。困った連中よ。その度に倫理観なんかどこかに吹っ飛んでいるんだからさ。少なくとも、この費用はすべて私たちの税金で賄われるということだ。役に立とうが、立つまいがよ。そして莫大な金が闇に消えていく。太陽パネルや自然破壊は、ただの金儲けのダシだよ。政治家もたっぷり儲けている。環境ビジネスの花形よな。何が悪いのか。何が被害の本質か。

自然エネルギーという心理コントロールで、何の役にも立たないメガソーラーを巨額の資金で建設を続ける、このシステムがダメなんだろう。風力発電の被害は、もっと悪いけれど、メガソーラーについても、もう止めようやないか。検証は、何もないやろ? Märchen、メルヘン、作り話なのさ。発信元は、ドイツやヨーロッパであっても、日本人が、そんなイデオロギーに振り回される所以はない。アホにされて、カモにされるだけだ。