風力発電は、低周波被害があるから抗議しています。

日本では、どんなにしたって風力発電の被害が伝わらない。これまで由良町の風力被害を説明してきたが、被害者でさえ、被害を否定して「私たちは風力発電には反対ではありません」と言うようになるんだから、腰砕けもいいとこだよ。伊豆でも、伊方でも、各地の風力被害地でも、大体同じように被害者がまず破壊されてしまうからだ。

それほどに風力被害者はもろくて、簡単に洗脳されてきた経緯がある。人ではなくなるのだ。海外の風力反対運動を検索してみると、はっきりと「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と抗議デモしている。それも地域の人々が協力して、被害を感じない人も被害者も、一緒になって怒りをぶつけている。

日本にはこんな風景はどこにもない。言っとくが、日本の風力発電の被害は、海外以上に酷い有様なんやで。国土の面積と、人口密度、地形、なんかを比較してみればよい。日本のように狭い谷あいにたくさんの風車を林立させているか? 頭の真上で風車を回しているか? そこには多くの人が住んでいるんやで。

日本の各地の風力反対運動?では、「土砂崩れが心配です」と言うようになっている。金太郎飴のように、どの反対運動でも同じフレーズが飛び交っているんだから、確実に目的があって強調していることが分かる。伊豆や伊方、由良町の風力被害に土砂災害はない。

1.低周波被害ではなく、土砂災害と言い換えることで、各地の低周波被害を否定する。
2.土砂災害にならない所に建設する。平地とか農地。
3.土砂災害を防止する土木工事を行う。地域の建設業にアピールする。
4.洋上風力なら土砂災害はない、という意識の誘導。

風力建設反対の理由は何でもいいじゃないか、と言う人がいるけれど、彼らには目的意識があるから、そうなれば今、苦しんでいる風力被害者は見捨てられるし、自称反対運動が本当の被害隠ぺいの宣伝工作になる。被害者に対する弾圧よ。とても連携なんかできんわな。

というより、そんな風力反対運動では、初めからスパイ、工作員がいて指示系統がはっきりしているから、話にもならないことは明らかやないか。彼らがやっていることは、風力発電の建設という合意形成よ。添付資料にtwitter記事を用意したが、各地のエセ運動会では御用学者を招いて勉強会が繰り広げられている。もちろん被害の否定と、被害者に対する弾圧だ。

ここにあるようなメール交換は、これまで何度となく繰り返してきたし、直接電話で説明してきたものさ。誰一人として、私の説明を理解して聞いてくれた人はいなかった。もちろん風力被害者であってもだ。大本営発表といって、今から75年前、あの戦争の時も嘘ばっかり言っていたやないか。水俣病でもイタイイタイ病でも同じことだったやないか。

最近では福島原発事故でも、被害者がたくさんいるのに弾圧の嵐やないか。今回の風力発電の被害では、初めから、野鳥の会などの自然環境保護団体が関わっていた。環境影響事前評価アセスメントで、行政の手先として地域対策を行っていたのだ。彼らは被害の実態を見ながらウソ話と、被害者の弾圧を繰り返した。環境運動という理念が、これほど地に堕ちたこともない。

「考える会」などは、初めから目的が見え見えで、ジャーナリストたちはあけすけに笑っていた。吐き気がする、というのだ。畑地区でのことは、今も心に滓のように溜まっている。被害者が苦しみながら亡くなると、人は手を叩いて笑って喜んだ。今はすっかりそんな記憶はかき消されている。頭上には今日も風力発電が勢い良く回っている。

「あの風車は、私めがけて回っているんや」と言って谷口さんらは亡くなった。悲しみの言葉の数々が残っている。闇のままにしておいて、よいはずがないではないか。