CO₂は減るはずがない。

御用学者の記事だから、眉に唾つけて見なければならないけれど、CO₂削減というスローガンも、そろそろ舞台裏が見えてきたようだ。アメリカの梯子を外すやり方も、これで三度目になるだろう。もちろん日本は「気候危機」だといってのめり込む。12歳の少年のままよな。同時にメルケルの本を読んでみた。私も東ドイツの人たちと何度か議論したことがあるので、書いてあることが懐かしく思えるほど「そうだよな」と彼らの考え方を思い出していた。

Märchenメルヘンなのだ。自然エネルギーと称して、日本もドイツも天文学的なお金を費やしている。お天気次第で、使い物にならない電気のためによ。日本の新聞やテレビは、まるで偏向報道やないか。とくにNHKなどを見ると、「緑の党」そのままだよ。こんなものに受信料なんか払えんわな。話は逸れるが、N党という政党があって、NHKをぶっ潰せ、という掛け声に、私も一票投じたくなっている。誰かが言わないといけないからだ。

誰かがアホになってでも、本当のことを言わないと、日本では既得権益として隠蔽されて腐っていく。NHKは必要だと思いながらも、かつての国鉄のような大改革が待ったなしだ。日曜の大河ドラマもすっかりマンネリ化しているではないか。とまれ気候変動物語よ。メルケルの時にそれは誕生してCOPに成長したらしい。日本では「ドイツに習え」とアホな環境運動家たちは叫んでいた。そのカラクリがこの本に書いてある。

80年前のドイツとの防共協定みたいなものか。それにしても日本のアホさよな。その結果として、何の役にも立たない風力発電を建設して、多くの被害者が苦しみ死んでいった。私は、アホ役を一身に背負うことになった。ご自分は安全な場所にいて、何か評論家めいたことで話題を振りまく都会人とはエライ違いよ。ガソリン車をなくして、電気自動車にする、と言ったって、その電気をどんなにして確保するんやろね。

まさか今日は雨なので電気はありません、なんて言わないよな。しかし、これが「緑の党」という理念なのだ。日本人は魔法をかけられているからこんなアホ話も分からなくなっている。