産経の、いつもの原発・再エネの提灯記事を見ながら、広告欄の宣伝に目がいった。CO₂ゼロ政策は無理だ、という論考だ。私は『正論』誌、『WILL』誌の記載の文も読んでみた。どうも様子がおかしいのだ。エネルギー論を書きながら、技術開発が必要だと結論する。何のことはない、経産省などの言葉を言い換えているだけで、添付の記事とそう変わらない。トリックなのだ。
これは今、各地でやっているエセ環境運動と同じやり方よ。風力発電建設反対と言いながら、「土砂崩れが心配だ」「自然環境を守りましょう」「電磁波被害に…」「野鳥の飛来に…」と言った言葉巧みに言い換えている。風車病に苦しむ人たち、被害の本質には全く触れないで、全然別のお話で煙に巻く。参加者もサクラさんで、御用学者や御用運動家のウソ話に拍手喝采、「素晴らしいお話でした」と笑顔が溢れている。被害者はたまらんやろな。
いや、とうに人物破壊されてロボットにされているから、ご自分の言葉などどこにも見当たらない。注入された受け売りの言葉だけが口を突いて出る。自然に優しい再エネの時代だというのだ。北朝鮮並みの全体主義に染められている。あの戦争の時と同じ大本営の発表よ。金切り声で、わが軍の大勝利だと言い張っていた。誰も否定するものはいなかった。
原爆を二発落とされて、焼け野原になって、敗戦して、やっとそれが嘘だという真実を言葉にできるようになった。自爆攻撃で殺された若者たちは今でも神に祭り上げられたままでしょ。風力発電の低周波被害を訴えるとひどい弾圧が待っている。虐待だ。それと同時に優しさあふれる言葉使いで、心配する言葉を投げかける工作員がいる。上げたり下げたりの人物破壊だ。
被害者たちは反抗する言葉さえなくして、泣きながら私に掴みかかってきたものさ。人は、こんなに弱いものかと感動した。そして被害に苦しむ人を笑いものにして喜ぶ人々の群集心理の残酷を見た。人が人間性を失って、言いなりにコントロールされるようになる。本人に自覚はない。だって被害者は少数で、ほとんどの人は被害感覚は分からない。いや、被害を感じながらも大勢について、弱者を弾圧する苛めの側に付く。
勝つ方に付かないとな。処世術の計算よ。だから産経記事では、どちらを取っても原発と再エネだと行き先が決まっている。私も騙されていたから、被害のない一般の人なら尚更意味は分からない。陰湿な手口だと言っておこう。革新的なイノベーションなんかどこにもない。さも画期的な発見、発明があるように思わせる姑息な記事の書き方が問題なのだ。
私は、被害があるから抗議しているのであって、谷口さんの被害者は様々な弾圧に苦しめられて死んでいった。私はそれが許せないのだ。
