政治が温暖化の価値を決めるのか。

産経の提灯記事だから意味不明なのだが、日本のco₂排出量は世界の3%にすぎないと書く。その上でアメリカや中国は4割になる、というのだ。トランプ政権の時は地球温暖化政策を否定したでしょ。バイデンになって、手のひらを反すようにして、パリ協定復帰だという。180°の転換よな。つまりは政治的な産物なのだ。

CO₂排出は、風力や太陽光とセットになっている。原発もな。目的が手段にすり替わる。日本の風力発電の被害を振り返ればわかるだろう。どこに風速10m/秒の風が吹いているんだよ。「ここは風況が良いですから」とは風力事業者や政治の合言葉だ。「有り余る自然のエネルギーで地域活性化だ」とかさ。風もないのに風車が回っている。

それを知っていて、いや、黙認していて自然エネルギーだという欺瞞の正体は何か。あの戦争の時と同じ大本営の発表よ。ウソばっかりだったでしょ。国が言っているんだから間違いはない、と役人や環境運動家はアホみたいに繰り返している。学者さんでも、発電するから再エネの時代が来ているんだ、という。

それが何かの役に立つとか、立たないとか、疑うようなそぶりはない。見事な処世術よ。地球温暖化から気候変動へとスローガンが変えられている。雨が降っても、雪が降っても気候変動だという。このアホらしいプロパガンダを止めようや。「土砂災害が心配だ」と言葉をすり替える御用学者や御用運動家たちよ。

彼らの目的を見透かそう。彼らは風力事業の手先やで。不穏な世界にして扇動しているだけよ。なにが国益のかかった経済戦争だよ。『杞憂』の故事そのままではないか。風力発電を止めよう。巨額のカネが集められて闇に消えている。被害者だけが苦しめられて消されていく。