風もないのに風車が回っている。詐欺なのが分かるだろう。

久しぶりに水俣市の道家さんから電話があった。風力発電の反対署名が500人になったそうだ。記者会見を開いて、水俣の民意が風力発電に反対であることを明らかにするという。12/22日、由良町では風はなく、ピタッ、と風がやんでいた。

「道家さん、水俣のそちらで今、風が吹いていますか?」「いいや、あっても風速1m/秒か、そよ風くらいよ」道家さん宅は、標高400mの山中にある。そこで茶畑をしているのだ。「そんなものでベースロード電源、発電になると思いますか?」風なんか吹いてなかったんだよ。

そんなことは30年前から分かっていたし、何度もWind farm実験をして、ダメなことはこれでもかと実証してきたではないか。先日の福島沖での風力実験も、散々だったではないか。初めから結果が分かっているのに、なんで闇雲に、そんな失敗を繰り返すのか。

それが革新的なイノベーションの姿なのか。戦時中の特攻政策と同じよ。自爆攻撃して、若者を殺していたのだ。狂気としか言いようはない。それなのに由良町の風力発電21基は勢いよく回っている。もう誰もが、風もないのに風車が回っていることに慣れきっている。

なんで風車が回っているのかさえ、不思議に感じる感覚が消されている。禁忌、タブーなのだ。長崎のハウステンボスの風車が回っている。電気仕掛けで回していることは分かっているのに、それがリゾートイベントなのに、何も不思議に思うことはない。人々は簡単に騙されていた。

いや、騙されている事すら分からずに、命令されたことに従順に従う様に教育されていた。「ルールを守れ」という。多数決、だという。風力発電の低周波被害に刃向かう人はいない。谷口さんらの様に殺されていった。人々は笑って喜んだ。日本各地に風力反対運動が起こっている。

しかし、なんだか中身が可笑しくなっている。「土砂崩れが心配です」「自然環境を守りましょう」という。「エセ」なんだよ。目の前で、風力発電の低周波被害に苦しんでいる人がいるのに、その言葉はないだろう。風力反対と言いながら、被害者を弾圧して黙らせているのが実態だ。

由良町では「考える会」と云って、恐ろしい殺人劇を見ることになった。「関係ない」というのだ。こんなアホなことはもう止めようやないか。何のために風力発電なのか、本当にご自分の良心に照らして考え直してもらいたいのだ。すべては心理的な刷り込み、錯覚、サギでしかないことに気が付くだろう。