理想と現実の区別が必要だろう。

産経記事が、なぜ、水素にこだわるのか分からない。「30年後に10倍」と書いたって、今の水素利用は少ないから、全然たいしたことではないけれど。それにしても、「水素は多様な資源から生成できる。利用時にCO₂が発生しない」とは冗談でしょう、としか言いようがない。だって、今、99%は天然ガス、CH₄から作ってるんでしょ。だったら、水素を作る過程で、どうしても二酸化炭素が出てるやん。

それを利用時にCO₂が発生しない、なんてウソつけ。政府、環境省や経産省も、そう言っているから病気の根は深い。「天然ガスに水素を混ぜて燃焼させる」、どういう意味だか、これを読んだ人は理解できるだろうか。似たような実験で、軽油に水を混ぜて「混焼」させるという新燃料だと称するページを見たことがある。同じような眉唾ものよな。革新的なイノベーション、とは、所詮こんなものだったのだ。

再エネ賦課金など、再エネに費やす補助金を合わせると、年間に5兆円とも6兆円とも言われている。この20年間で100兆円の資金が費やされたと言われている。その内訳と、成果を明らかにする必要があるだろう。エコ利権よ。とくに風力発電は発電の役に立っていない。初めから低周波被害者を否定して弾圧する仕組みを作って被害を隠蔽した。ジェノサイド、たくさんの風力被害者が苦しみながら死んだ。

それなのに、今も環境省に抗議の電話をするとすごい剣幕で罵られる。どうなってるんや、日本の行政、政治は。警察はボロボロよな。風力発電はウソの塊だ。由良町の風力被害で耳鳴りがして目眩がする。今日も頭痛みたいに辛んどいのだ。風車病になってみると、よく分かるで。伊豆や伊方の風力被害者が、その後どうなったのか、調べてみればよい。これは殺人事件だよ。