風力発電のアセスの中身

twitter記事に、秋田の新聞記事があったので使わせてもらう。なんとそこには風力アセスで、「超低周波音除外」とある。科学的知見がない、というのだ。風力発電に反対、抗議する理由の核心は低周波被害である。そんなことは海外の抗議運動を見れば明らかではないか。私はh30年に、北海道大学で開催された土木学会に論文を提出して講演している。内外ともに知見はない、などとよくも言えたものだよ。

それと、この記事にはもう一つのトリックがある。低周波被害を訴えるものは、生まれつき内耳に障害を持った人が言っている、と断定していることだ。この人はH特性とか言って、低周波の音圧を低減して評価する論文を公開している。参照値も有用だといってはばからない。そんな人が、あたかも風力被害を心配して、住民と事業者のコンセンサスを得られるようにと論じるのだ。合意形成の工作員よな。

この記事には既に風力被害にあって苦しんでいる被害者が10人いると書く。しかし海外の抗議運動のように、「風力発電を止めろ」という声はない。伊豆や伊方、由良町ではたくさんの被害者が苦しみながら死んでいる。関係者なら誰でも知っていることだ。自宅を捨てて引っ越した人もたくさんいる。それなのに、何の抗議運動も反対運動もないことに驚くのだ。また、由良町のアセスに使われた低周波分布図を添付する。

風力発電の低周波の被害成分は1Hz、2Hz付近にある。波長はそれぞれ340m、170mもある。しかも倍音、高調波があって、特異なピークをもって空気振動している。どこまでも減衰せずに伝播する性質がある。この図では我家の低周波の音圧は50dbになるが、実際測ってみると60dbもあって、70dbになる時もある。対数表示だから一桁高いエネルギーが観測されている。つまりこの予測図はウソなのだ。こんなに減衰しない。

環境運動家たちは、アセスをちゃんとやってください、と繰り返す。アセスは事業者が、事業をスムースに行うための手続きだよ。日本のエセ環境運動家たちは、ドイツの「緑の党」と同じで、何が何でも被害を否定して風車を建てたいのだ。カルトだよ。先日の風力裁判でも、検察は低周波被害を否定して、私を弾圧した。国の見解が、低周波被害の否定なら、全く茶番劇よな。

私は本当に驚いているのだが、これまでたくさんの風力被害者を出しながら、誰一人として抗議する人のいないことに違和感、というか社会の闇を見るのだ。これが海外なら、各国で激しい抗議運動を見ることになる。なぜか日本には一つもない。私一人なのだ。そして由良町では、あいも変わらず笑いものにされている。谷口さんらと違って、まだ生きていることが腹立たしいらしいのだ。ナチズムやね。

国家社会主義、そんないいものか。しかし風力発電は有害な低周波を発して、地域の人々を狂わしている。伊豆の報告書にも書いてあったではないか。性格が変わっていく。攻撃的な性格になる、と。風力発電は精神を破壊する。社会を崩壊させる。