出羽三山の風力計画が中止になった。

先日も長野県の風力計画が中止になった、とこのページに書いた。風力発電には低周波被害があって、周辺の住民に著しい悪影響がある。それと長野県や、出羽三山のように、風景を守らないといけない、という切実な拒否感情が風力計画を白紙にしたのだと思う。フランスのモンサンミッシェルが、見える範囲で風力発電を拒否する法律まで作ったのと同じことだろう。とても羨ましい。

私の住む和歌山なんか、すごいで。熊野の山々は巨大な風車が林立していて、その麓には人が住んでいるんやで。熊野詣と言って、昔から白浜温泉や、熊野三山目指して風光明媚を誇っていたのだ。高野山もある。それでも、風力発電に誰も反対しないのだ。もうすぐ御坊市の煙樹が浜の沖合には、高さ200mの風車が150本も立ち並ぶという。反対のチラシを配ったら、睨みつけられたよ。

なんで誰も反対しないんだろうか。風力被害者になったら、悲惨なことになるんやで。西海岸だからシャドウフリッカーで、癲癇の人でなくとも頭が変になるんやで。全国には、うまく風力計画を逃れた地域がたくさんある。一度免れても、また二度、三度と風力業者が繰り返してやってくるから安心はできない。スパイ、工作員がいて、何とかして風力発電を建設したいのだ。悪党はどこにでもいる。

今回は、他人事ながら、出羽三山に風車が建たなくてよかった。今、建っている風車で、十分に低周波被害があると思う。風車は止まっていても独特の低周波を発している。私が説明しなくとも、当事者なら散々に体験していることだろう。ぜひ風力被害を訴えてもらいたい。地域社会が壊されていることと思う。黙らせられていると思う。しかし人には健康に生活する権利があるのだ。

わずかの協力金で、なんで苦労させられるのか、弾圧されるのか、これでよいのか考えてみてほしいのだ。私は、風力発電はサギで、みんな騙されているんやと思っている。風力発電はいらない。風車を撤去せよ、と訴えようやないか。