下関に新たに風力計画があるらしい

山口県にはこれまで風力発電の低周波被害を受けたと言っては抗議していた人がいたようで、今ではすっかり忘れ去られているらしい。他にも、たぶん今も風力被害に苦しんでいる人もいるだろうに、「私たちはもういいですから」と紹介されたりしている。風力発電の低周波被害は認められなかったし、誰一人として被害者を助けようとする者はいなかった。

私は低周波被害の研究者である汐見文隆医師から「何が被害を及ぼしているのか」「低周波測定器で観測してみろ」、そしたら卓越した被害成分のあることが分かる。それが原因の、外因性の疾患だ。と教えられてきた。しかし山口県では、ついぞ低周波被害の物理的原因、低周波測定図、分析図をもって、風力被害を訴えることはなかった。被害の原因が知られたら悪いのか。

安岡地域では今も風力反対運動があると聞く。彼らは被害者ではないから、私から見たらお気楽なものでしかない。日本の風力反対運動は、何かがおかしいのだ。市民風力をやっている環境保護団体が風力反対運動をするか? 風力発電は国策だから、すべて行政とつながっている。海外の風力反対運動とは明らかに何かが違う。「Stop wind turbines !」なんて言葉はどこにもない。

ボタン一つで止まる機械なのに、なんで被害の原因である風力発電を止めろと言わないんだろうか。もし本当に風力発電に反対するなら、近くで人が苦しんでいるのに風車を止めてやれ。関係ないってか。すでに風力反対運動は、住民との合意形成の場、だと紹介されている。被害が予想される人は、「仲間作り」なんて変な誘惑に騙されずに、ハッキリと「止めてくれ」と訴えようやないか。

どんなに理屈をつけたところで、被害を受けて苦しむのは本人だけの話よ。その時、とうに社会は崩壊している。賢い人は、すぐに逃げ出している。伊豆や伊方のことを調べてみればよい。由良町は悲惨でしたよ。