風力発電のウソが分かりますか?

汐見文隆著『左脳受容説』P.126にある広川町風力発電です。私のyoutube動画にも蒲公英工房での対談として、先生と同行した黒田さんの証言をアップしています。ある学者グループの会合に参加した時、私が風力発電の低周波被害を訴えているのに、再エネの賛美を繰り返す人たちがいました。

自然エネルギーがあれば原発も火力もいらなくなるではないか、と真剣に発言しているのでした。もし、ここに書かれているように、557世帯の電気が賄えて、1年間にドラム缶2860本の石油が節約されたとしたら、それはエライことでしょう。この風車の南側には、由良町との境の尾根に、21基の風力発電が林立しています。

つまりこの地域の電気は、すべて風力発電で賄えてしまうことになる。まあ、そんなことは絶対にないわな。風力発電は風任せ、天気任せなので、いつも発電しているわけではない。稼働率は20%もないでしょう。いつ止まるかもしれない。当てにできない発電機よ。どんなに頑張っても、ベースロード電源にはなりえない。

現在、風力の電気は全体の0.7%だという。現実は誤差の範囲でしかないのだ。しかも必要な時に送電するという当たり前の電気の利便がない。常時、他の電源が、電気の需要に応えていることになる。添付資料の記述は絵に描いた餅なのだ。では、なんで学者たちは声をそろえて再エネ、自然エネルギーを賛美して期待するのか。

行政への忖度よ。媚びを売っていたのだ。だから低周波被害の訴えは、聞けども聞こえずで終始した。ある学者は、風力の電気で水素を作り出すのだという。水素社会を実現するというのだ。誰が取り扱いのむつかしい危険な水素をエネルギーとして一般化するものか。技術の進歩は目覚ましい、と言いながら、その無責任さは驚くしかない。

まるで幼稚園の集まりだと思った。これが学者さんたちの本当の姿だったのだ。海外では、多くの学者が低周波被害の調査研究をして公開している。そして風力被害を訴えている。日本の学者諸氏とはエライ違いよ。みなさん世渡り上手なんやね。問題は、誰もこの数字のトリックを「ウソ」だと言って怒らないことだ。

何の役にも立っていない風力発電に、媚びを売ってヘコへコして喜んでいる。行政の手先になってうれしいのだ。人間性の喪失よな。「私たちはデモンストレーションの風車に殺されているんや」と言って苦しみながら亡くなった被害者がいた。風力被害者を黙らせるために、散々な弾圧があった。最終的には地域の人々が、風力被害を否定して被害者を黙らせた。

そして被害者が、別の被害者を捕まえて黙らせることを繰り返した。途中からは人間性の崩壊というか、支離滅裂な喚き声を聞くことになった。ガンなどの基礎疾患のある被害者はすぐに死んでいった。私を憎しみの対象にして、汐見先生の悪口を繰り返す人もいた。なんという地獄絵かと思ったものよ。人は、こんなにも簡単に飼い馴らすことができるのだ。

たぶん、たくさんの人が調査に入っている。しかし誰もこの不思議な被害社会を解説する人はいない。全国で同じ災厄が繰り返されているというのに。風力発電はただの詐欺だというのに。