なぜ誰も風力被害に反対しないのか

1/25日、産経の提灯記事だが、なりふり構わぬ風車建設に、なぜ誰も反対、抗議ができないのか不思議に思わないか。私は由良町で、風力発電の低周波被害に苦しんでいる。谷口さんらたくさんの風力被害者が苦しみながら亡くなっていく現場に居合わせた。由良町だけではない。伊豆や伊方など、全国に風力被害にあえぐ地域があることをこれまで伝えてきた。

野鳥の会や「考える会」などの環境運動家が、熱心に被害を否定して、被害者を黙らせてきた。環境省は被害を否定する。行政の弾圧はすさまじい。医師や弁護士は受け付けない。風力被害者は、誰にも、どこにも訴えて行くところがなかったのだ。オマケに日本のメディアのアホらしさよ。新聞もテレビも、絶対に風力発電の低周波被害を伝えることはない。

自然エネルギーだと賛美するばかりよ。大本営発表のウソも、ここまでくると、あの戦争の時と同じプロパガンダになっている。その恐ろしさに誰も気が付かない。被害者ですら「私たちは風力発電には反対ではありません」というようになるのだから、魔法の力、心理コントロールの成果よな。今風の言葉で、ジェノサイドというんだろうか。

国家ぐるみでそれをやるんだから、誰も逆らえないのか。なぜ私一人が風車被害を訴えるのだ? と低周波被害者の会の窪田泰さんはよく聞くけれど、被害を受けたら怒って抗議するのが当たり前ではないか。海外ではどこでもそうしている。日本だけが黙らせられているのだ。15兆円だって! 大切な生活の場を放棄して、何を求めるというのか。

カネだけが目的なのか? 私たちの生活は、こんな薄っぺらいものなのか、よく考えてみてほしい。もう一つの添付記事には、アメリカのパリ協定離脱の顛末がある。どちらが正しいかは明らかだろう。私たち日本人も、健全な精神を持たないか。少なくとも、被害者が苦しみながら死ぬ、それを手を叩いて踊って喜ぶ光景は、異常なのだと分かってもらいたいのだ。

由良町の風力発電21基を撤去してくれ。低周波被害で苦しいのだ。