低周波被害者の会、窪田泰さんの見解

窪田泰さんと汐見先生宅を訪れたのはもう8年も前になる。低周波被害を正確に論じる人もなく、私は手探りであちこちの人とぶつかっていた。なんせ風力発電の発する低周波は強烈だからね。誰でもよい、助けてくれ、とわめいていました。それで窪田さんともよくケンカをした。

今でも時々意見のすれ違うことがあれば言い合うことになる。どちらも正しいことは分かっている。このfacebookの文には窪田さんの基本的な立場が簡単?に書かれている。環境省や国は、地方行政は低周波被害を認めないから、こんなヘンテコな形になっている。

それでも低周波被害を訴え続ける意味がここに力強く宣言されている。「奇貨居くべし」私はそう判断したし、これまで頼りにしてきた。暗夜を憂うることなかれ、ただ一灯を頼め、というわけよ。低周波被害者は、嫌でも「低周波被害とは何か」という社会問題に向き合うことになる。

その時に正確な情報が必要になる。人、しょせん人がいなければ情報は伝わらない。h19年ごろに伊豆で引き起こされた風力被害に関係して、汐見先生は伊豆から追放された。今も東伊豆町の役場に電話すると被害はありませんとお決まりの返事が返ってくる。ウソツキばかりよ、と窪田さんは言う。

そのとおりなのだが、その意味を理解するのは、添付記事の通り正確な情報がなければ分からない。由良町でも同じことになっている。マニュアル化された弾圧、被害の隠ぺいよ。故意に殺された被害者たちにも多少の悔しさはあったと思いたい。警察権力によるあからさまな弾圧もある。

私は、これは形を変えた戦争なのだと感じているが、政治家では誰一人として風力被害に関心を示すものはいない。私など由良町で総スカンで落選した。いい笑いものよ。なんで風力被害を訴えると排除されるのか、それが風力発電の被害の恐ろしさよ。

たぶん年間5兆円の再エネ資金、これまでに80兆円を費やした利権が原因だ。一日当たり150億円が闇に消えていく。電気代ではない。単にカネが動く仕組みになっている。国民は誰も知らされない。分からないように呪いをかけられている。自然エネルギーだという。

地球にやさしい、という。いや、人のやることだから仕掛けがあるんだが、この巨額のカネを前にして、わずかに汐見先生や窪田さん、私が立ち向かっていると信じている。由良町の風力発電を撤去してくれ。世界中の笑いものになっているで。