御坊市周辺の洋上風力計画では、水深が10m～60mもあることが分かっています。私は土木科出身ですから、工事の可能性は十分だと思いました。ただ、御坊火力発電所の煙突(高さ200m)と並べて、同じ高さの風車を海岸沿いにズラーッと林立させるとどういうことになるのか、とても正常な開発行為だとは思えません。地域の破壊ですね。
私は一人で風力発電の被害を訴えて、建設反対と言っています。なぜ誰も関心を示さないのか不思議です。100人に一人か二人、必ず死ぬんですよ。由良町の風力被害、伊豆や伊方の顛末は知っているはずです。容赦ない弾圧も、否定のしようのない事実です。この作業船のニュースは、たぶん圧力なのか、海外で受注した工事用なのか、なんか使いようもあるんでしょう。
以下、小林先生からです。
久しぶりに風力関係の記事です。清水建設が、大型海上風力の作業船を建造しようとする話。根拠なく投資するはずもなく、何か見込みがあるのでしょう。
一般的には、風力は陸上では作りづらくなり（日本でも、諸外国でも:根拠は公認されていないけれど、超低周波音公害のため）、海上に移りつつありますが、日本沿岸は海上に逃げても、遠浅海岸が少ないので、人家から離れるにはやや深い海まで逃れなければなりません。そこにこういう作業船が建造されるというはなしです。
小林
