デンマークの風力発電被害

デンマークでもドイツでも、風力発電の被害は深刻になっています。日本でも、もちろん低周波音被害に苦しむ人がたくさんいます。
由良町では、私の知る限り8人の被害者が苦しみながら亡くなりました。狭い田舎の集落です。まるで心理学の実験場と化しているようです。

風力発電の被害者たちは、初めは真面目に被害症状、被害の状態を訴えていました。
それがいつの間にか「私たちは風力発電には反対ではありません」と言うようになっていました。

被害者が、一人、また一人、と亡くなっていっても、「関係ない」、と笑いながら言うのです。
それを周囲の人たちは、また笑い者にしてアホにして喜んでいるのです。
「考える会」、野鳥の会、環境運動家などが優しく被害者を取り囲み、沈黙させました。

被害の視察に来た日弁連でさえ、その後何度も「再生可能エネルギー(風力発電)の大幅な増設を求める意見書」を経産省や環境省に提出しています。
弁護士はギルドの世界ですから、とても裁判にはなりません。

環境省が毎年のように出している報告書には、風力発電の低周波被害を、「これでもか」、と言うほどに否定しています。
精神疾患、とまで極論(平成23年3月)しています。新聞やテレビのメディアは、決して風力発電の被害を伝えません。

NHKなどはサブリミナル効果を狙って、時折チラッと風力発電の風景を出しています。少しでも風力発電の風景に目を慣らせるためです。
風力発電の被害にあうのは、100人のうち、1人か2人です。多くて5、6人でしょう。弱い者いじめには格好のターゲットです。

低周波音被害者になると、精神不安になり、誰にも理解されないことから、性格が変わっていきます。
攻撃的になり、そわそわして、イライラするようになります。常に耳鳴り、耳の痛み、頭痛としんどさに生活が破壊されます。

汐見文隆医師の本には、そのような被害者を診断した様子がたくさん記載されています。
由良町議会での私に対する弾圧は、もはや悲喜劇を通り越して、この町の悲しさを全国に曝しています。

形ばかりの協定書でも、畑中町長の自筆のサインと印鑑が押してあります。「低周波・電磁波等により地区住民に苦痛を与えないこと」と。
こうまでして、風力発電を推進しなければならない理由は何なのか。

なぜ風力発電を守らなければならないのか。地域の住民が苦しみながら次々と死んでいくのに、それを笑い者にする理由は何なのか。(科学的に証明しろと笑っている)