非道な隠蔽工作

先日、我が家に、門前区(自治会)の区長と副区長が来ました。私はこの在所(20軒ほど)の班長をしています。その用事もあって、風力発電被害のことを訴えました。
何と彼らは風力発電の被害を聞いたことがないと言いました。「あなたの家でも測定して、何もなかったことが証明されたではないか」 と主張するのです。

あなたが一人だけ、何か言っているだけだ。それはおかしいんではないか。彼らは確信に満ちて、そう言っているのです。
私は年末に、京都テレサで配布したA4,5枚綴りの資料を渡して説明した。私の冊子『風力発電の被害』を見せて話しかけた。

彼らは見ないのだ。区長など手にすることもはばかられるようだった。聞く耳持たない。彼らはそう断じていた。
私は町会議員をしていて、こんな態度で話せるけれど、一般の被害者はそうではない。地域社会から押さえこまれてしまうのだ。

私だって、もし、議員でなかったら、怒りをあらわにして、発言することはなかったかもしれない。たくさんの被害者たちの悲痛な声を溜めこんで、こんな区長たちの非道に抗議しなければと思っただろうか。
スサマジイ被害のある畑地区や三尾川地区では、区長たちがもっとひどい対応をしていることは知っている。被害者を弾圧している。私も叫ばれた一人だ。

先日、ある科学者から特異なピークを持つ低周波の理論計算を教えてもらいました。
風力発電が40回転/分とすると、3枚羽根のプロペラでは、
   40/60 × 3 =  2 Hz
だから、これまで我が家で測定した低周波音では、2Hzで特異なピークを持つ被害成分が観測されるのだ。

また、風車が止まっている時も、被害があって、別の苦しさがあることに関しても、彼はこう説明した。
タワーの直径が5mとして、風速10m/sで見積もると、カルマン渦では0.4Hz位になる。

wikipedia を検索するとカルマン渦が載っているから参考にするとよい。
風車が止まっている時の苦しさについては、他にも内部電気機器、発電機、振動などの原因があると思われる。

平成28年1月付けの環境省の報告書(風力発電施設から発生する…)に対しても、非常によくないことが書かれている。と話し合いました。

水俣病と同じ手法なのだ。水俣市の悪行を繰り返している。あるのに「ない」と言い続けるだけなのだ。これを非道という。