日本人には被害を訴える勇気がないのか。

これまでこのページで、2018.1/20、1/22日、2019.2/7、8/24、10/28日付けで、谷口さんの発言を紹介してきた。たくさんの弾圧を受けながら、曲がりなりにもここまで言うべきことを言っていた。それでも誰も見向きもしなかったし、かえって嫌がらせが募るばかりであった。私の住む門前地区なんかは、もっと酷かったかもしれない。

風力被害を訴えていた人は簡単に私を拒否していた。畑地区は特別な空気に満ちていた。低周波地獄だけでなくてな。私を見つけると怒鳴り散らされたものよ。あと一人か二人、谷口さんら被害者の立場になって、抗議の声を上げていたらと思うのだ。巧妙な地域対策の罠が仕掛けられていた。「考える会」という囲い込みだ。

秘密結社にして、風力被害者を集めて閉じ込めてしまう。前記の録音の中では、あの人も死んだ、あの人は簡単にいなくなった、と指折り数えて闇の深さを証言している。もちろん被害者を助ける会合ではなく、被害を隠ぺいするための秘密会議だ。被害者たちはいいように操られている。洗脳工作だ。

私がこのような風力被害の実態を伝えても、誰も反応しないばかりか、憎悪むき出しの人たちに多く出会ったものだったよ。海外の風力反対運動を見ると、Stop wind turbines ! (風力発電を止めろ)と被害のあることを訴えている。日本の自称反対運動を見ると、どこにもそんな言葉は見当たらない。いかに彼らがエセ、偽物であるかが分かるだろう。

行政と連携しているのだ。野鳥の会や、自然保護団体と同じことだ。すべては行政の傘下にある。風力発電の有害な低周波空気振動を浴びて、人が苦しみ死んでいく。あるいは自宅を捨てて、転居して逃げ出す。癌や脳梗塞などの病気になって死んでいく。Pathway to disease(風力発電で病気になる)。

なぜこんな狂った被害を目の当たりにして、誰も怒りを見せることがないのか。むしろ被害者を笑いものにして喜んでいるのか。風力発電は社会主義経済だ。国家社会主義でやっている。風力ファシズムだよ。なんせ風力発電がどれだけ発電に役に立っているかなんて誰も知らない。デモンストレーション、演出だ、と最初から言われている。

私もそう思っている。「いったい誰が風力発電をやっているんよ」という疑問は、今も有名な、答えのない愚問だ。国連のグレタさんが主役なんやろう。県の環境課の上級職員に古い知り合いがいた。すでにその地域にはたくさんの風力被害者がいて苦しんでいるのに、被害の訴えもたくさん聞いているだろうに、「風力被害など聞いたこともない」と私に笑って言っていた。

由良町畑地区にもそんな人がいて、谷口さんはとても怒っていた。近所の人ですらそうなのだった。風力発電に全面服従なのだ。民主主義国家の日本で、なぜかいつの間にか成立した全体主義体制だ。県職員、町職員、いや国の省庁でさえ、風力発電の代理人に過ぎなくなっていた。議員さんで反対した人は誰もいないわな。

政治の役に立たないことよ。環境相のアホさが際立つ。何の役にも立たない風力発電を全国各地に建設していく理由とは何なのか。なぜ各地のエセ反対運動は「土砂崩れが心配だ」と繰り返すのか。なぜこれだけの被害者を出しながら、誰も止めることができなかったのか。日本人の持つアホさの典型をまざまざと見る。

水俣病を見ただろう。太平洋戦争を知っているだろう。一億玉砕と言って、爆弾抱えて自爆攻撃して軍神だと言っていただろう。「あんな戦争で死ねるかよ」それが我が家の大叔父たちの考えだった。自由を取り戻そうや。日本では、歴史上、度々、社会を新しく仕立て直してきたじゃないか。

明治維新なんか、各地から志士と言われる豪傑が集まったじゃないか。新しい人が、新しい扉を開けようぜい。