性サービスの契約

以前、ヨーロッパ人やアメリカ人などと話していて、昔の日本の強制連行の話題になったことがあった。「加害者の言うことは信用できない」彼らは一様にそう言っていた。なかには遠慮がちに「私にはよく分からないけれど・」と切り出す人がいたものよ。私は、ドイツやフランスが仲が悪いのと同じことだろう。と説明し始めたけれど、どうも違うな、と韓国の説明が難しかったことを覚えている。

韓国人と話していて、ケンカになったら悪いから、初めから慰安婦のことは言わないことにしている。由良守應の石碑の前で、彼らと話した時も、「伊藤博文の護衛をしていたんやで」と、つい口を滑らした時、「我々の安重根は韓国の英雄だ!」といきなりき強く言われたものよ。ヤレヤレ。こんな私が、海外に行くと何度も「韓国人ですか?」と聞かれるんだから世の中は分からない。

もしかしたら日本人らしくない身振りとか、雰囲気があるのかもしれない。彼らの誤解だけど。だから添付記事は極めて政治的やな、と思うのだ。これが日本の大学の学者が書いたものなら、蔑視、御用学者、憎悪、と具体的な言葉が並んでいただろう。あるいはまったく無視か。南京の虐殺と同じで、過去の凶暴に対する懺悔の続き、ドイツの贖罪と同じ理屈だ。今もドイツ人を恨み憎む人は多いからね。

人の恨みほど恐ろしいものはない。触らぬ神に祟りなし、だ。敬して遠ざけよう。国際政治には騙されないようにね。日本は過敏に反応し過ぎだ。それは再エネでも脱炭素でも、煽られたとおりに踊らされる。あの戦争の時のアホらしさを思い出そうやないか。すっかり騙されていたんやで。