再エネを煽る産経記事

一面にドイツの再エネ風景を見せて、中国の太陽パネルのコマーシャルを書く。前ページで紹介した『亡国の環境原理主義』と真逆の論理がここに開陳された。「捻じれ」ではなく、どちらも無責任な傍観者たちよ。先日の長周新聞記事でも、ドイツの再エネがたくさんな抗議デモに破綻している様子を紹介している。

そんな矛盾なんかお構いなしだ。なんせ原発と再エネの広告新聞だからね。あれだけ中国の悪口を書きながら、再エネとなると途端に誉めそやすんだから、ウイグルとかチベットとか、人権は何だったんや、と思うやないか。なんと軽い新聞よ。「産業革命の真っただ中」なんてよく書くよ。

10年前の畑地区の協定書を抜粋した。「低周波により住民に苦痛を与えないこと」だ。全国各地で同じ文言が盛り込まれて、自治会長のサインで風車が建設されていった。初めから被害のあることは分かっていたのだ。被害者も地域の人々も破壊されていった。まるでインデアンやアボリジニのように、コテンパンやった。

今ではすっかり「被害はない」と断言している。法律がないんだと高笑いして喜んでいるのだ。自分たちのことなのに、被害者だけに苦しみを押し付けて、優越感にふんぞり返っている。被害感覚はなくとも、地域の人の30%に影響が及ぶことは分かっているのに。

だからこそヨーロッパやアメリカではあれだけの反対運動があるのにさ。いや、それを分かっている人もいるのに、知らん顔して被害者を蔑視してあざ笑う。奴隷にされているのが分からないらしい。海外の反対運動、抗議デモのことを少しは知ろうやないか。日本だけ、「Stop windturbines !」(風力発電を止めろ)という抗議デモがない。

被害者が苦しんでいるのに、その被害に苦しむものを弾圧して消し去っているのだ。考える会などの地域対策だ。日本では、自然保護団体や反原発の連中が再エネの手先となって被害者を弾圧している。見事な支配技術だ。人は虐待すると、人間性を無くすからね。

MINZMATAという映画で、アメリカ人が日本の人権意識の低さに驚くはずだ。仕組まれた社会現象だからね。これから日本は転落していく。中国人や朝鮮人が押し寄せてきて、移民政策が国の重要課題となる。今、とうにそうなっている地域があるだろう。労働力不足だとか、何とかいってさ。

ディープステート(闇の政府)、みたいな論調も広がるだろう。なんせ与党も野党もないんだ。全員参加で挙国一致して再エネを推進するというんだから世も末だよ。被害者を虐待して笑いものにする。それは日本人の仕事だが、すぐにそれは移民の企みにもなる。

エスタブリッシュメント、権力者が代わっていく。ネイティブ、原住民は虐待されて消されるだけよ。なんせ小さな島国だから。明治維新の気概が懐かしい。