再エネと原発の新聞

テレビやtwitterなどによく登場する人が、一面を使って広告記事を書いている。原発と再エネが、どうしても必要なんです、と繰り返す。最近、日本列島の各地で震度5の激しい地震が観測されているのを知らないのだ。南海地震はもうすぐだ、と私は感じている。そんな危険な所に原発なんかできたらエライことよ。

福島原発の事故がまた起こることは確実だ。防波堤とか耐震基準とか、そのような誤魔化しで済む話ではない。例えばよ、これまでの地震で、石油コンビナートの爆発火災があったでしょ。石油タンクは、空っぽ、だったら被害はないだろう。しかしタンク内に石油があったら、構造的に地震動に耐えることはない。

動的解析をやってみればよい。水タンクでも同じことだ。それで震度5以上の地震が来ると、必ず不具合が生じることになる。とくに埋め立て地はいくら地盤改良しても支持杭を打ち込んでも、ダメなものはダメとなる。これまでもそうだったじゃないか。この記事で笑えるのは、再エネを普及するためには火力発電所が必要だと書いていることだ。

再エネのために、むしろ石油の消費が増えているという。実際は、企業秘密だとか言っているから、タブーにして本当の経営実態は極秘事項なのだ。前ページに書いたように、日本には風力発電を稼働させる風なんか吹いてはいない。それなのに、なんで各地に巨大な風車を建設し続けているのか。

初めから地域対策として、被害者の弾圧を行ってきたのはなぜなのか。偽物の反対運動はすべて「土砂災害」とか、別の言葉にすり替えているからね。日本人は誰も疑うことも抗議することもできなくなっていた。何で、こんな腐った再エネ政策に怒らないんやろ? twitterなどではいつもの野党や与党の小物政治家の悪口を書いては喜んでいる。

日本の国が、内部から腐っているのに、誰も言葉にすることはない。「10万円の給付金が欲しい」とかさ。同紙の書評欄に、NHKの脱炭素の本が紹介されていた。NHKの地球温暖化ドキュメント、風力発電の宣伝の酷さよ。こんな腹の立つ国営放送に金なんか払えるかいな。被害者をいったい何やと思っているんや。

再エネはエネルギーの無駄遣いだ。何のための再エネなのか、それさえもタブーにされている。思考停止のまま、風車やメガソーラーが建設されていく。「社会が破壊されるんやで」と指摘されながら、人々は転落していく。こんなアホな記事が、堂々とまかり通るんだから、末期症状だよ。

風力発電の低周波被害で目まいがして耳鳴りがする。苦しいのだ。たくさんの被害者が地域対策で黙らせられて死んでいった。もう止めようやないか。