この本を読んでみた。

再エネの太鼓叩き、だと分かっていて読んでみた。予想通りスカスカやなぁ、と正直に思った。私は風力発電の低周波被害に苦しんでいるから、余計にこんな無邪気な悪意に、敏感に反応するんだろう。風力にしろ、太陽光にしろ、そして水素やアンモニアについても、まるで根拠がないのだ。

2021.9/20日の発行とあるから、今年の6~8月の毎日雨と曇りの天気だったことは分かった上でのことなのだ。もちろん健康被害なんて言葉はどこにもない。海外の激しい反対運動や抗議デモのこともない。紹介記事には、ダブついたマネーの投資先か、と揶揄するけれど、かなり深刻な転落を素知らぬ顔で見せている。

水素やアンモニアだって、天然ガスから作るんでしょ。だったらCO₂が出るやないか。すべてはこんな調子なのだ。日本政府も同じ見解だから、これが今の日本の姿なのか。情けない話よ。問題は、誰も「それは違う」と反対しないことだ。「グリーン・ジャイアント」なんて架空の作り話、プロパガンダなんやで、という人がいないことだ。

もし関心のある人なら、ぜひ読んでみるがよい。そして何が悪いのか。何がエセ科学なのか、ご自分で判断して見たらよい。由良町だけでなく、人々は今、何も考えられなくなっている。ロボットのように言われたことだけ繰り返すように魔法がかけられている。だから「考える会」なんて仕掛けで、簡単に「私たちは何でも知っている」なんて言葉になるのだ。自分を取り戻そうぜぃ。