なぜ被害を訴えないのか。

宇久島の風力被害は10年も前から全国に伝えられていた。同じ頃、台湾で大量のヒツジが死ぬという異変があった。養鶏場では黄身のない卵が出来て、ミンクの生産農家では大量の死産のニュースが流れた。すべて風力発電の低周波被害が原因だ。私のページで、これまで順次記載してきたから覚えているだろう。

当然、人間にも健康被害があることは、日本も外国も同じことだ。下記に我家で測定した、風車が止まっているとき、風車が回っている時、の比較図を示す。周波数を0.001Hz刻みで測定したものだ。1/3オクターブ分析でも同じ結果を得ている。その挙動はyoutube動画、「morio yura」にアップしているから確認すればよい。

風車から1.2㎞離れた我が家でさえ、2Hzの所で30dbもの差異で振動している。対数表示だから、エネルギーに換算すると1000倍の気圧変動が繰り返されている。この現象で内耳の器官が損傷するのだ。あるいは地震や雷と同じで、緊張感、危機感に覆われて精神的なダメージ、抵抗力が奪われていく。オーストラリアAAT裁判の通りPathway to disease(病気になる)なのだ。

それでも国は、行政は、政治は風力発電の被害を認めない。水俣病と同じく被害者つぶしに躍起だ。「考える会」などの環境運動家が事業とセットになって被害者を黙らせる。だから日本には一つも被害を訴える抗議運動がない。私一人だったのだ。いや、10年前には各地に被害を訴える人がいたから、それぞれに弾圧したんだろう。

私もやられているからさ。風力発電でもメガソーラーでも、土砂災害が被害の本質ではない。彼らは問題の言葉をすり替えているだけだ。確信犯、そりゃ、事業の手先だから当たり前だけど。貧乏な地域だから、わずかなカネで人は落ちていく。地域社会の崩壊を目の当たりに見るようではないか。これが彼らの目的だ。

金儲けのダシだよ。そして社会の破壊だ。人が苦しみ死んでいく。それを人々が笑いものにする。なんで誰も抗議の声を上げないのか、と私は訴えている。