ドイツでは、…、という彼らのウソ

「Kein windpark」(風力発電はいらない)とドイツ語で検索すると、今まではドッサリと各地の風力反対デモがアップされていた。今はほとんどが風車の写真でおおわれている。日本と同じだ。どちらも国策だからね。税金を使って、プロパガンダして、洗脳しているつもりなんだろう。76年前のあの戦争の時と同じだ。NHKの「映像の世紀」などでやっているから見た人もいるだろう。

ドイツも日本も、最後のその時まで、あのプロパガンダ放送を止めなかった。日本では大本営発表といった。あの時、こんな和歌山の田舎の我家でも、戦争に勝っているなどというウソは丸見えだった,と聞いている。「あんな戦争で死ねるかよ」子供の頃、大叔父たちはそう吐き捨てた。同じことをまた、ドイツと日本で繰り返している。歴史は繰り返すのか? 同じ社会風土があるからだろう。

たしかにドイツ人たちと話すと話が弾むし、フレンドリィになる。相性がいいんやね。逆に、それがフランス人だと、妙に身構えてしまうから不思議なものよ。彼らもまた、鏡に映すようにそう感じていると思っている。添付図は、そんな対策された画像集の中から、風力反対のページを引き出したものだ。探してみると面白いで。たぶん日本でもそうなっている。

私のページ、yuramorio.comの記事なんか、どこにもないからね。大したものだと感心するのだ。だからこのページを維持しているんだけどな。ドイツの有力誌『Die Welt』は、早くから風力発電に対する反対デモを取り上げていた。本当にたくさんあるのだ。検索するといろんなグループが、それぞれに被害を訴えていることが分かる。これまで私が紹介してきたとおりだ。

たまたま私がドイツ語が少し分かったのと、小林先生がドイツ語に堪能であったので、研究論文などの紹介が、日本のものとは正反対であることを知るきっかけにもなった。つまり日本では情報の隠ぺいに国を挙げて取り組んでいた。「考える会」、野鳥の会、などの環境運動家を使っての地域対策も酷いものだったよ。「ドイツでは上手くいっている。日本で、なぜ上手くいかないのかそれをみんなで考えよう」というのだ。

よくもそんな嘘八百をこいたものよな。彼らの言っていることはすべて嘘八百で、今は被害者を黙らせるための地域対策だったことが明らかになっている。伊豆や伊方に始まり、全国展開で風車建設と、被害者対策は進められていたのだ。日本には風速10m/秒の風なんか吹いてはいない。山に登ればわかるだろう。ビルの屋上でもよい。どこに風車を回すだけの風が吹いているんや。

そんなことは30年前の全国調査で分かっているはずやで。そして今も、関電などの電力会社では、風力発電の電気と、消費した電気と、どちらが大きいかぐらいは、若い社員でも知っているだろう。企業秘密、守秘義務だというのか。もう10年も前、関電の営業所に乗り込んだ時、サッと5~6人の社員が立ち上がって私を取り囲んだことを覚えている。怖い顔して睨まれたものだよ。

なんで被害者がそんな対応されるのか、ホントに驚いたものよ。風力発電にはたくさんのウソが層を成して積み上がっている。圧力もあるから褶曲して、見事な断面を見せている。吉本新喜劇みたいなものだよ。誰かこの舞台裏を取りまとめて本にしたら、再エネ政策のアホらしさが、これでもかと分かって人々に喜ばれるで。あの太陽光発電でさえ、稼働率は13%(8/2日記事)とあった。

問題は、日本に風力発電に反対する人がいないことだ。被害に抗議するものもいない。私は由良町で総スカンを食っているが、全国のそういった偽物の連中からも、当然のように拒否されている。当たり前か。風力発電の被害者、風車病になると、頭がやられてヘンな人になる。だからといって、環境省の報告書に書いてあるように、「精神疾患のもの」といって排除してよいはずがないだろう。被害者も、元々は人間だったんやで。

それが病気になって死んでいく、転居していなくなる。笑いものにして何が面白いものか。このように私が伝えても、海外の抗議運動を紹介しても、日本人の誰一人として関心を示すものはいない。「あほか」と笑う程度なのだ。どうだろう、汐見文隆医師の本を読んでもよい。海外の抗議運動の記事を自動翻訳の機能を使ってみるのもよい。玉石混交だが得るものはある。島国根性の日本だけでは、滅ぼされてしまうで。

歴史に後戻りはない。ぜひ、人間性を取り戻そう。転落した人はもう捨て置こうぜぃ。