地球温暖化の意味

大体よく書けていると思う。この手の本は、私も随分読んでみた。結構元入れしている。ところが産経などの一般新聞、テレビでは、絶対にこんな記事は載せない。NHKなどでは、地球温暖化による恐怖を煽る番組を繰り返して放送している。バックには、チョイチョイと、風力発電が遠くで回っている風景が出てくる。

サブリミナル効果だ。問題を解決するにはこんな素敵な代物がありますよ、ということらしい。マニュアル化されたプロパガンダ放送だ。今回の地球温暖化騒ぎでは、私も本当に良い勉強になった。テレビのコメンテーターの酷いことよ。「これからはドンドン地球温暖化が進んで、災害などが起きやすくなります」と。

ウソつくなよな。いや逆に、こんな言葉を聞くたびに、これは違うな、と確信するものがあるものだ。だって常識的に考えれば、歴史上、暑い時代もあれば、氷河期などの寒いこともあったのだ。マンモスを追いかけて、人間がシベリア北端まで追いかけていく。そして絶滅させたという。平安時代の暑さは、手が届くような先日の歴史ではないか。

我家は平安時代から続く旧家だからね。その時の気候と共に生活があった。昔の家には割り箸のような柱があって壁はない。風通しを良くするしか対応できなかったのだ。蚊遣り、蚊帳、懐かしいではないか。源氏物語絵巻の通りだよ。この記事には火山の噴火とか、宇宙の出来事とか、まだまだ他の理由があることまでは書いていない。

そうであったとしても、ゼロカーボン、脱炭素と言って、地球温暖化を煽る政府のやり方に、常識的な判断を下す必要があるだろう。政治家は総じてアホだから本など読まない。「本を読まない、ということは奴隷になることだ」という。べつに読んだからと言って、奴隷にならないかというとそうではないけれど、やはり情報処理能力が違うわな。

環境相や経産相が「ネットワークで連結して技術開発が進んで・」などと言っているのを見ると胸が悪くなる。ユートピア以前の幼稚さよ。あのお歳では救いようはない。なぜそうなったのかは、あの時の戦争と同じ仕組みになっている。誰も責任を取らない。スパイ、工作員に言いように振り回されていた。原爆被害さえも軍の機密扱いだったという。

底抜けのアホさよ。各地では、風力発電の低周波被害、風車病に苦しむ人がいる。由良町での被害者弾圧の顛末は全国に伝えられたとおりだ。それなのに各地の風力反対運動では「私たちは土砂崩れが心配です」という言葉にすり替わっていた。「風力発電の被害とは土砂災害だ」と断言しているんだから大したものよ。

被害者を猿回しのサルにして弄んで、土砂災害だ、というんだから驚きではないか。こう書いてもそれらの人たちには何も通じない。海外では「風力発電を止めろ」と抗議しているのに、日本では被害者を迫害して消し去ることが目的化されていた。行政の方針か、地球温暖化の恐怖かは分からない。とうに何かが崩壊していることは分かるだろうか。

それまでに、この記事の内容くらいは分かってもらいたいと思うのだ。