チョイ詐欺

先日、面白い詐欺話を聞いた。「米代を送ったんだが、もう着いたか?」と電話の声。いいや、知らないけど、と私は答えた。「そんなはずはない。こちらは確実に送金したんだ」と繰り返す。では、その時の受け取り伝票があるだろう、と私。いや、その前に郵便局に電話して、私宛の現金が送られてきたのかどうか、確認してもらった経緯。「その事実はない」という答え。

受け取り伝票がないなんておかしいだろう。初めから伝票はなかったんと違うか。と私。彼は何度も受付に調査してくれと迫ったらしい。結局行方不明で、別の方法で二度目の送金をすることになった。なんかヘン。じつは農協なんかでも同じ詐欺がある。保険金の集金で、当人は請求されるままに保険金の支払いを続けていた。しかし保険金の支払い実績はない。契約はとうに解除されていた。

我家の場合はもっと深刻で、親父の契約していた火災保険を支払っていたところ、なんか高いな? と気が付いて農協に確認してみた。「そんな契約はない。記録はない」というのだ。請求書だけがあって、契約記録はない、というのだ。罵声と共に電話は切られた。組織的な犯罪だった。早速、全部の契約を解除したよ。元職員の知人に聞いてみると、彼らに保険契約など分かるはずがない。

そんなこと聞く方が間違っている、という中身だった。恐ろしい事実だ。さて世の中にはチョイ詐欺が溢れている。添付図は今日の天気予報だ。風速が書かれている。全国の測候所には風速を記録しているから、調べてみれば毎日の風速がどれだけのものかが記録されている。今、朝の7時、我が家に風はない。もちろん山の上にも風はない。風力発電の部分だけ風が吹いているのか? そんなことないだろう。

風車が回っているから、近くに行けば、バサッ、バサッ、と風を切る音がする。私は低周波被害者だから、その度に圧力を頬に感じる。耳にも響く。風もないのに風車が回っている。つまり電気仕掛けで回っているのだ。そりゃあ、たまには風速10m/秒の風が吹くこともあるだろう。しかしそんな風なんか、日ごろ、めったにないわな。そんなことは当り前で誰でも肌感覚で分かっているだろう。

とくに20年ほど前から、つくば市などで実正実験を兼ねて「Wind farm」という風力発電を建設して、その度に失敗してきたやないか。福島沖でも、洋上実験といって、600億円をかけて大失敗しているやないか。台風銀座の日本で、海の上で風力発電なんかできるわけないわな。タンカーや漁船は、だから台風の時などには、避難港に隠れてジッとしているやないか。危ないから台風の通り過ぎるのを待っているんやで。

今も昔もそれは変わらない。風力発電の発電実績は極秘扱いになっている。企業秘密だという。再エネ賦課金など、税金でやっているのにそれはないわな。風力発電が発する卓越した超低周波音は、特異なピークをもって上下に激しく振動する。風車病に苦しむ人がいて、苦しみながら死んでいるのに知らん顔。いや、初めから被害を訴える人は精神疾患のもの、障害者が自分の症状を言っているだけ、といって笑いものにされている。

野鳥の会などの環境運動家が、被害地域でセッセと被害の否定を繰り返す。更年期障害なんやで、と。オーストラリアでは裁判所がPathway to disease(病気になる)と判決した。トランプ前大統領は「風力発電はガンになる」とスピーチした。日本では、由良町では、笑い話になって人々は腹を抱えて笑った。「あほよら」と。今もtwitterなどで風力発電の被害を訴えても誰も反応しない。

私への誹謗はすごいで。低周波被害に取り組んだ汐見文隆医師や窪田泰も、散々迫害されたからね。もう誰も低周波被害を訴える人はいない。私は、なぜ人々が被害を受けて苦しんでいる者を嫌悪して排除するのか、それが不思議でならない。海外なら普通に地域の人たちが協力して抗議デモを繰り返すのに、日本では真逆になっているのだ。

いくら国策だ、地球温暖化だと言っても、役場の言いなりになって、こうも簡単に人々が攻撃的になるとは思いもしなかった。ドイツのユダヤ人迫害もそうだった。ユダヤ人は家畜のように殺されていく。ホロコーストだ。仕組みさえ整えば、人は簡単に殺される。人が、人を殺すことができる。それが面白かったんやな。それで由良町のDVDを送ったら、各地の環境運動家は私を嫌悪した。

彼らの言う「風力発電が心配です」というのはウソだった。彼らは行政の傘下で、組織的な風力発電推進に組み込まれた仕掛けだったのだ。