政治の貧困

政治のことは分からないけれど、今日の産経記事もスゴイじゃないか。他の新聞なら少しは違うんだろうか。女性初の総理候補とかさ。まずないわな。この表にある諸氏に関して、何も言う気にもならないのは私だけではあるまい。なんという人材不足か、と。

アメリカ人がいう回転寿司のようだ、みたいな表現でもまだ足りない。安物のオンパレードよ。寿司屋の寿司ではない。40年前の学生時代、新潟県の長岡市で学生生活を楽しんでいた。田中角栄がいて、大学も越後交通株式会社であった。新潟三区だったからね。私は土木科だったから、当然、先生方もその系列でしたよ。

就職はどんな大手企業でも行けたものよ。バブルが始まる少し前だったから、上手く波に乗った人もいただろう。言っとくが、とても良い大学でした。年とともにあの時の時間が輝いてくる。安岡正篤がまだ生きていて、批判していたぐらいかな。三島由紀夫とかさ。

新聞やテレビで、この人たちの発言を見ていると、とてもじゃないが、と思うのだ。地球温暖化防止、再エネ推進のことでも、ネットワークで連結する、技術革新が重要、とか、訳の分からない発言を繰り返す。もちろん本人にも分かっていないさ。もともとが嘘だからね。大本営のウソを繰り返しているのだ。そんな者に私たちは国の政治を預けている。

考えてみれば恐ろしい仕組みにされている。外国から見れば、そりゃ、鴨葱だわな。これは私たち日本人を映す鏡なのだよ。まともな人を探そう。政治や行政がダメなら、民間にでも人はいるだろう。日本に大統領制は無理でも、聖徳太子のような逸物を探そうではないか。