ケチは付けたくないけれど、

「CO₂排出実質ゼロ」と書いてある。それはそうだろう。でもなんかおかしい。メガソーラーで、広大な山々の樹木をすべて剥ぎ取り、コンクリートを吹き付けて草一本生えないようにして、地球環境を守るんだ、と言う環境運動と同じ理屈よな。オリンピックの政治利用だよ。

どんなに「水素聖火」だと言っても、原料は天然ガスのメタンCH₄でしょ。エコカー、リサイクルと書いても、それはすべて石油製品だ。こんな欺瞞もないわな。過大広告やないか。環境配慮のスローガンは、一皮むけば、再エネという詐欺のウソに上塗りするだけの厚化粧で暑いことよ。

暑苦しいオリンピックやな、と思うのだ。同紙には、オリンピック論の記事もあった。生々しい国際政治の世界よ。平和、国際性に背を向ける国から恐ろしい疫病が、と書いてある。いやいや、学者さんの世界よな。日本はまだまだ12歳の少年のままだ。日本では被害を訴えないエセ環境運動が盛んに行われている。

風力発電やメガソーラーの環境運動会だ。とくに被害地域のスパイ、工作員を集めてのネットワークだから質が悪い。twitterなどでも賛同して礼賛する記事が溢れている。あたかも再エネ被害に反対していたと思っていた人でも、簡単に化けの皮が剥がれて、いつもの環境運動家、お花畑の有様を見せてくれる。

地球温暖化をどうするのか? と言うことだ。ちなみに和歌山では50年以上大した台風もなく平穏に過ごしている。昔の台風はすごかったからさ。天災は忘れたころにやってくる。それが人災にとって代わられている。CO₂じゃない。人々に蓄えられた怨念だ。

被害地域では、とうにその社会性は崩壊している。被害者を弾圧して殺して笑いものにして喜んでいた。何でもできるんだ、と彼らは自信たっぷりだよ。だからオリンピックのそもそもの理由が、こんな記事になったんだろう。よく書けている。ただ、分かる人がどれだけいるものか。