風力発電の低周波被害に抗議しよう。

ドイツでは、風力発電の被害に盛んに抗議して怒りを表している。日本とはなんと違うことよな。風力発電の被害は、日本もドイツも変わりはない。むしろ日本の方が人口密度が高くて、風車病などの被害にあっている人が多いのだ。それなのに、なぜ日本の被害者は抗議しないんだろうか。10年前、伊豆や伊方の風力被害者たちは、あんなにも怒って抗議していたやないか。

その被害者たちがどうなったかも、皆さんは知っているはずだ。少なくとも、私のページで、何度も伝えてきたからね。水俣病と同じなのさ。風車病になると、被害者は気力が萎えて、生活の質が落ちていく。頭をやられるから、被害を否定されると反抗する意識さえも潰されてしまう。それを政策的に弾圧、虐待にまでエスカレートしていることは、これまで書いてきたとおりだ。

地域の人々は大喜びしたさ。一方、苦しみながら死んでいった人たちは、すでに人ではなかった。だから面白いように消し去られたのだ。何度も抗議しながら亡くなった谷口さんらの声を聴いただろう。なんで人々は笑いものにして喜んでいるんだろう。逆に、海外ではそんな被害の有様を見て、人々は抗議運動を起こしている。日本とは180°違う。正反対なのだ。

日本の自然環境が大切だという自称、環境運動の人たちは、なんで「土砂崩れが心配だ」なんてウソをついて、本当の健康被害、殺人事件を隠ぺいするんだろうか。倫理観がないんかい。日本の野鳥の会など、海外のものと比べると真逆のことを言っている。風力事業の手先として再エネを絶賛しているのだ。アセスメントなどで相当な利権に酔っているらしい。

その程度の連中だったのだ。悪党ばかりよ。私は由良町で細々と風力発電の被害を訴えてきた。由良町では初めから、誰も相手になってはくれなかった。今、インターネットを使って各地に被害情報を発信しているけれど、どれだけの人が理解してくれているかも疑わしい。電話で話していて、急に「私たちは土砂災害が心配だから風力に反対しているのだ」と叫ばれたりする。

いったいどこに、風力の土砂災害があるんだろう。伊豆や伊方、由良町の風力被害者は、土砂崩れを心配して苦しみ、そして死んでいったのか。違うだろう。それを分かったうえで、彼らはそう主張するんだから、何者であるのか、それは自身の言葉で証明しているのだ。そんな話を聞かされて吐き気がしたものよ。彼らにとっては、各地の風力発電の被害者は人ではないのだ。

私もそう思っているけどね。風力発電の低周波被害は強烈だから、人間性をなくしていく。脳梗塞なんかになると、もう全然狂っている。それがガンであっても、他の疾患であっても、低周波被害者になると、もう助からない。人間性を奪われるのだ。『夜と霧』に書いてある通りだ。お花畑の環境運動と言う。まったく的外れの烏合の衆よ。

そんなもの相手に私たち風力被害者は、被害の苦しみを訴えてきたのだ。それはそのまま行政であり、政治の姿でもある。今、私のホームページを見る人は本当に少なくなった。何が被害の原因なのか、低周波測定結果のことにも関心を持つ人はいなくなったようだ。風力業者や行政、政治家の態度がエラク傲慢になっている。

「被害は認めない」と言う免許証をもらったからだ。同時にカネも貰えるからね。私を批判する人はいても、誰も風力被害を訴えるものがいない。それが悔しいのだ。由良町の人々が笑いものにして喜ぶ原因だ。全国的にも同じことになっていた。誰か力を貸してくれないか。エネルギーよりも、電気よりも、日本円よりも、何か大変な事変が起こっている。